
遠距離恋愛は、かつては“特別な関係”というイメージが強いものでした。しかし、交通や通信手段が発達した現代においては、その捉え方にも変化が見られます。今回の調査からは、距離にとらわれず相手との関係性を重視する価値観や、遠距離ならではのメリット・課題が浮き彫りになりました。婚活中の男女は、遠距離恋愛をどのように受け止めているのでしょうか。
調査サマリー
- 遠距離恋愛の経験者は約4割にのぼる
- 遠距離恋愛に前向きな人は約6割
- 継続のポイントは「安心感を保つコミュニケーション」
- ハードルは男女で差があり、男性は「会えないこと」、女性は「費用面」を重視
女性の約2人に1人が遠距離恋愛を経験

恋愛経験者に遠距離恋愛の経験有無を尋ねたところ、42.4%が「経験あり」と回答しました。男女別では女性の方が6.3ポイント高く、女性は約半数が遠距離恋愛を経験していることが明らかになりました。
遠距離恋愛に対する受け止め方は柔軟に

遠距離恋愛について「ありだと思う」「条件付きであればあり」と回答した人は56.8%にのぼりました。男性は3割以上が「あり」と明確に肯定しており、女性よりも前向きな姿勢が見られます。一方で「なし」と回答した人は男女ともに1割程度にとどまり、多くの人が距離に対して柔軟に考えていることがうかがえます。
“好きな気持ち”が距離を超えるという価値観

遠距離恋愛を肯定する理由として最も多かったのは、男女ともに「好きなら距離は関係ない」という回答でした。
「恋愛は“どこにいるか”ではなく、“誰といたいか”だと思う(50代男性)」という声もあり、物理的な距離よりも感情的なつながりを重視する傾向が見られます。
また、「自由な時間が確保できる」という点は、男性では5位に対し女性では2位にランクインしており、自分の時間を大切にしたいと考える女性の意識も表れています。
感じる負担は男女で異なる結果に

遠距離恋愛における課題について、男性は「会いたいときに会えないこと」が最多に。一方女性では、「交通費などの経済的負担」が僅差で最多となりました。
「高速で片道2時間の距離を月2回通っていました。毎月5万円ほど出費があり、距離そのものは気にならなかったものの、貯金が難しく苦労しました(40代女性)」といった声も寄せられています。
長続きのカギは“こまめなコミュニケーション”

遠距離恋愛を続けるために重要なポイントとしては、「こまめに連絡を取る」「会う頻度を決める」「将来について話し合う」といった項目が男女ともに上位となりました。
頻繁に会えない関係だからこそ、日常的なやり取りを通じた安心感の積み重ねが重要であることがうかがえます。
今回の調査から、遠距離恋愛は決して特別なものではなく、多くの人にとって現実的な選択肢の一つとなっていることがわかりました。特に、「好きな気持ちがあれば距離は関係ない」という価値観が広がる一方で、会えない寂しさや経済的負担といった課題も依然として存在しています。こうした中で関係を続けていくためには、こまめな連絡や将来に対する共有など、安心感を積み重ねるコミュニケーションが重要だといえるでしょう。
【データについて】
調査方法:オンライン調査
調査対象:ブライダルネット会員 1,609人(男性1,191人、女性418人)
調査期間:2025年6月17日(火)~2025年6月23日(月)
※小数点第二位を四捨五入していますので、合計が100%にならない場合がございます。
※複数回答における割合については、回答者数に対する割合を表示しているため構成比合計が100%を超えております。