多くの企業がシステム内製化にトライしても、ほとんど上手くいっていないのが現状です。本業の婚活支援に注力するのはもちろんのことですが、どのようにシステム開発と現場サービスのイノベーションを起こしてきたか、またIBJの環境であれば、今後どのような技術的なトライができるのか、代表取締役の石坂と、技術責任者2名からそれぞれお話しました。
開催日時:平成30年2月15日(木)12:10~12:40
開催場所:目黒雅叙園
プレゼンター(敬称略):石坂茂、江上新一(エンジニアリング部 部長)、村井勘彌(プロダクト部 部長)
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婚活サービスにおけるシステム×サービスのイノベーション(石坂)
サービス会社にシステム部門を置く場合、営業部門とシステム部門で考え方に違いが出る、双方を尊重するために、程よい距離感を持つことが大切であることを冒頭で伝えました。
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インハウスエンジニア アンチパターン(村井)
イノベーションを「アンチ」という言葉に置き換え、5つのパターンをIBJの実例を交えながら紹介しました。
- ① ×メイン言語PHP 〇メイン言語Ruby
- ② ×要件定義が重要 〇企画段階参加
- ③ ×事業部席配置 〇プロジェクト席
- ④ ×案件担当制 〇横断的組織
- ⑤ ×技術力を重視 〇責任感と人格重視
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エンジニア × 企業理念(江上)
IBJのようなサービス企業がシステム内製化に成功した大きな要因として以下2つを話しました。
- ・企業側が、エンジニアを尊重してできる限り放置したこと
- ・エンジニアが、サービス/企業理念に合わせた「エンジニア文化」を創ったこと
また、IBJでは「婚活を科学する」を掲げ、様々な取り組みを進めています。その中の1つ、「結婚相談所のカウンセラーの経験、会員様の行動から見えてくるものをシステムに学習させ、ユーザーのパターン解析を進めている」話を紹介しました。
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おわりに
IBJでは、システムの内製化へ向けた取り組みについても、お手伝いが可能です。セミナーをご希望であればお気軽にお問い合わせください。