
メッセージアプリ(LINE等)でのコミュニケーションが定着した現在、アイコン画像は個人の雰囲気や価値観をさりげなく伝えるツールとなっています。 では、婚活や恋愛の場において、お相手の「LINEアイコン」はどのように見られているのでしょうか。
IBJ結婚みらい研究所が婚活中の男女に調査を行ったところ、LINEアイコンに対する意識と見え方には、ギャップがあることが判明しました。
調査サマリー
- 異性の目を意識してLINEアイコンを設定している人は34.0%(約3人に1人)。66.0%は「意識していない」と回答。
- 婚活中の約4割(全体37.2% / 女性は44.0%)が「LINEアイコンで好感度が変わった」経験あり。
- 好印象を受けるのは「顔がわかる本人写真(34.0%)」「ペット・動物(23.2%)」「風景・建物(22.7%)」など自然体なもの。
- 印象が悪くなるのは「過度な加工」や「アピール感の強い画像(露出・ブランド品など)」。
女性の4割超はアイコンで好感度が変化、一方で約7割が「意識なし」

まず、LINEのアイコン画像について「異性からどう見られるかを意識して設定しているか」を尋ねたところ、「意識していない」と答えた人が66.0%と過半数を占めました。「少し意識している(25.6%)」と「かなり意識している(8.4%)」を合わせても、設定時に意識している人は34.0%(約3人に1人)にとどまります。

一方で、「お相手のLINEアイコンが原因で、会う前や交際前の好感度・印象が変わった経験があるか」を尋ねたところ、「何度もある(9.8%)」と「たまにある(27.4%)」を合わせて、全体の37.2%が「好感度が変わった経験がある」と回答しました。特に女性では44.0%(約2人に1人)に達しており、男性(34.4%)を上回る結果となっています。
日常の連絡ツールとして無意識に設定しがちですが、婚活の場面でお互いをまだよく知らない段階においては、LINEのアイコンがお相手の人柄や雰囲気を推し量る一つのきっかけになっていることがうかがえます。
好印象を与えるのは「安心感や人柄」が伝わる自然な画像

続いて、異性のLINEアイコンを見て「好印象」を受ける画像を聞いたところ、1位は「顔がはっきりわかる本人写真」で34.0%となりました。次いで「ペット・動物の写真」が23.2%、「風景・建物の写真」が22.7%、「趣味(車・スポーツ・キャラクター等)」が20.8%と続きます。
男女別で見ると、男性は「顔がはっきりわかる本人写真(37.8%)」を好む割合が高く、女性は「風景・建物の写真(38.5%)」や「ペット・動物の写真(29.4%)」に、より親近感を覚える傾向が見られました。
婚活の場においては、背伸びをした写真よりも、お相手に「その人らしさ」や「安心感」「親しみやすさ」を伝える画像が好まれやすいと言えます。
男女で共通するNGアイコンは「アピール感」と「加工」

また、異性のLINEアイコンを見て「印象が悪くなる(許容しにくい)」と感じる画像について男女別に調査しました。
男性が女性のアイコンでNGと感じるものは、「ブランド品などを強調した写真」が51.3%で最多となり、次いで「過度な加工・原型のない写真」が50.2%、「男性の影を感じさせる写真」が40.2%と続いています。
一方、女性が男性のアイコンでNGと感じるものは、「露出度の高い写真・筋肉アピール」が61.0%で最多となり、次いで「過度な加工・原型のない写真」と「車・時計・ブランド品などのアピール写真」が同率で59.0%、「自撮り」が51.4%となりました。
男女ともに不評なのは、「キメすぎ・誇張されたアピール(加工やブランド品、露出など)」です。自分を極端に良く見せようとする主張が強すぎると、かえって「自己アピールが過剰な人」や「金銭感覚が合わなさそう」といった警戒感を与えてしまう可能性があります。
「キメすぎ」を避けた等身大の配慮
今回の調査から見えてきたのは、本人は日常のツールとして無意識に設定しているアイコンであっても、婚活の場においては、お相手に与える印象の分かれ目になり得るという事実です。
メッセージのやり取りが始まると、連絡を重ねるたびに視界に入るのがLINEアイコンです。だからといって、特別におしゃれな写真を用意したり、自分を過剰に飾ったりする必要はありません。
大切なのは「アピール感や過度な加工」を控え、自分の好きな風景やペット、自然な笑顔など、「自分らしさと清潔感」が伝わる画像を選ぶことです。
「自分らしさを伝えつつ、お相手に配慮した安心感を届ける。」
お互いに心地よくコミュニケーションを深めていけるよう、婚活中の方は、一度ご自身のアイコンを見直してみてはいかがでしょうか。