
秋の行楽シーズンを迎え、旅先での体験やライブ・イベント(推し活・ゲームショウなど)の賑わいが増す季節となりましたが、婚活や恋愛の場では「お相手の趣味」についてどのように見られているのでしょうか。
IBJ結婚みらい研究所が婚活中の男女に調査を行ったところ、お相手に求める趣味の傾向や、自分とは異なる趣味に対する受容姿勢、結婚後の金銭感に関するリアルな実態が見えてきました。 同じ趣味を持つこと以上に、お互いの世界を尊重し合える柔軟な姿勢が重視されているようです。
調査サマリー
- 一緒だと嬉しい趣味は「旅行(56.5%)」「料理(47.2%)」「グルメ(38.3%)」が上位。
- 許容しにくいのは「ギャンブル性(79.9%)」と「金銭的負担(77.0%)」。特に女性の9割超がギャンブル性に拒否感。
- 結婚後、パートナーが趣味に使っても良いと思う上限金額は、「1万円〜3万円未満」が48.5%で最多。
- 97.6%が「自分と違う趣味を持つ相手も魅力的」と回答。
一緒だと嬉しい趣味は「旅行」「料理」「グルメ」に集中

まず、結婚相手(交際相手)に「持っていてほしい・共通だと嬉しい」趣味を尋ねました。最も多かったのは「旅行」で56.5%。次いで「料理」が47.2%、「グルメ」が38.3%となり、食事や出かけ先での体験を二人で共有できるライフスタイル系の項目が上位を占めました。
一方、「映画鑑賞」は23.7%、「スポーツ観戦」は20.3%、「アニメ・マンガ」は18.2%、「ゲーム」は11.3%、「推し活・ライブ鑑賞」は6.6%となり、特定のジャンルを選択した人の割合は約2割以下にとどまりました。
婚活において共通点として望まれやすいのは、特定ジャンルの深い専門知識よりも、「休日に一緒に出かける」「一緒に美味しいものを食べる」といった、日々の暮らしの延長線上にある時間の共有であることがうかがえます。
許容しにくい要素は「金銭面」。女性の9割超が「ギャンブル性」を懸念

続いて、結婚相手(交際相手)の趣味として「許容しにくい」と感じる要素を尋ねたところ、「ギャンブル性がある」が79.9%で最も多く、次いで「金銭的負担が大きい」が77.0%となりました。
特に「ギャンブル性がある」については、男性の74.8%に対して女性は92.7%と、17.9ポイントの大きな差が開く結果となっています。

また、結婚後にパートナーが「1ヶ月あたり趣味に使っても良い」と思う上限金額については、「1万円〜3万円未満」が48.5%で最多となりました。「5千円〜1万円未満」の27.7%と「5千円未満」の5.0%を合わせると、全体の81.2%が「3万円未満」を選択しています。
これらの結果から「ギャンブルなど不確実性の高いリスクがある」ことや「家計を圧迫する高額な出費である」ことなど、金銭的な不透明さや負担の大きさを感じる趣味が、特に許容されにくいということが明らかになりました。
違いを楽しめる人が愛される!97.6%が「自分と違う趣味」を持つ相手に好印象

一方で、「自分と全く違う趣味を持つ相手でも、魅力的だと思いますか?」と尋ねたところ、「相手の趣味によってはそう思う」が67.8%、「どのような趣味でもそう思う」が29.8%となり、合わせて97.6%の人が肯定的な姿勢を示しました。「そう思わない」と回答した人はわずか2.4%にとどまります。
「趣味が一致していないから」といって、最初からお相手を対象外にする人はごくわずかです。無理に自分の趣味を押し付けたり相手に合わせたりするのではなく、お互いの「好き」を尊重し合い、新しい世界を知るきっかけとして前向きに捉える姿勢が好印象につながっているのかもしれません。
「同じ趣味」より「歩み寄るスタンス」
今回の調査から見えてきたのは、共通して望まれる趣味の傾向がある一方で、97.6%もの人が「自分とは違う趣味を持つお相手」に対しても魅力を感じているという事実です。
婚活において大切なのは、「100%趣味が一致するお相手」を探すことではありません。
自分の世界を大切にしながら、お相手の趣味や価値観にも興味を持ち、無理のない金銭感で歩み寄ろうとする柔軟性こそが、関係を深める鍵になります。
「自分と違う世界を持っているからこそ、二人で新しい楽しみを見つけていける。」
重要なのは お互いの個性を尊重し合える”等身大のパートナーシップ”を築いていくことではないでしょうか。
| 【データについて】 調査方法:オンライン調査 調査対象:ブライダルネット会員379名(男性270人、女性109人) 調査期間:2026年8月17日(月)~2026年8月23日(日) ※小数点第二位を四捨五入していますので、合計が100%にならない場合がございます。 ※複数回答における割合については、回答者数に対する割合を表示しているため構成比合計が100%を超えております。 |