
婚活市場において、男性から常に根強い人気を集める「年下女性」との結婚。
特にミドル・シニア層の男性の中には、「ある程度の経済力があれば、ひと回りも若い女性と結婚できるのではないか」という期待を抱いて活動をスタートする方が少なくありません。
しかし、9,394組の成婚カップルのデータを分析すると、そこには「年の差」という希望を叶えるために必要な、極めてシビアな“対価”が存在することが判明しました。今回のレポートでは、「お金があれば若い子と結婚できるか」という男性の素朴な疑問に対し、残酷なまでの現実と具体的な金額(必要年収)をデータで回答します。
※本レポートのデータは、結婚相談所の成婚実績(お見合い・交際等)に基づいています。外成婚は含みません(結婚相談所以外で知り合った方と交際し成婚退会するケース)
10歳以上の年の差婚はわずか「4.6%」。年齢差ごとの成婚難易度
まずは、成婚カップルが一体どれくらいの年齢差で結婚しているのか、その構成比(難易度)を見てみましょう。

「ひと回り下」は想像以上の狭き門
最も多いのは「男性が1〜2歳年上(22.9%)」、次いで「男性が3〜4歳年上(21.4%)」です。同年齢(11.1%)と合わせると、成婚者の半数以上は「同年齢〜4歳差以内」に収まっています。
一方で、「男性が10歳以上年上」の成婚は、全体のわずか「4.6%」しか存在しません。10歳以上も年下の女性と成婚できる確率は5%未満という非常に「狭き門」なのです。
若さを求めるなら稼げ。年齢差と男性年収の「完全な比例関係」
では、その狭き門を突破して年下女性との成婚を叶えた男性たちは、一体どれだけの経済力を持っているのでしょうか。成婚男性の年収と年齢差を掛け合わせたデータを見ると、見事なまでの「階段」が浮かび上がります。

若さを求めるための「対価」
男性年収と年齢差の関係を見ると、年収300万円台で年齢差1歳、1000万円台でも4歳止まり。年収が約3倍に増えても、年齢差はわずか3歳しか広がりません。1500万円までは年齢差は1〜4歳の範囲に収まり、極端に若い女性との成婚は決して多くないのです。
明確に若い女性との成婚が増えるのは、年収1500万円を超えてから。1500〜2000万円台で一気に7歳差まで跳ね上がり、2000万円超では8歳差に達します。「5歳差」のラインを超える境目は、まさに年収1500万円。男性年収は年齢差に影響しますが、その効果が本格化するのはごく限られた高収入層だけなのです。
女性が年上の「姉さん女房」における経済力のリアル
逆に、女性が年上のケース(姉さん女房)ではどうでしょうか。この場合、男性に求められる年収ハードルは明確に下がる傾向にあります。女性が5〜9歳年上のケースでは、男性の平均年収は約535万円となり、同年齢婚と比べても100万円近くハードルが下がります。

条件の見直しが、成婚の可能性を広げる鍵に
「10歳以上の年下女性」を希望する場合、成婚率はわずか4.6%の狭き門となり、同年齢婚よりも数百万円高い年収が求められる傾向にあります。 視点を少し変えて「同年代や年上女性」へ条件を広げてみることで、求められる年収のハードルは適正化され、成婚のチャンスは劇的に高まります。 データを一つのヒントとして活用し、ご自身に合った条件を見つけることが、より前向きで充実した婚活へと繋がります。
| 本レポートのデータ概要と前提条件 ●データの前提:本レポートのデータはすべて「結婚相談所」における活動実績に基づいています。記事内に登場す る「お見合い」「交際数」などの用語は、結婚相談所特有の活動プロセスを指します。 ●調査主体:株式会社IBJ (IBJ結婚みらい研究所) ●調査対象:IBJ結婚相談所ネットワークにおいて活動し、成婚した会員19,112名の活動データ ※本記事においては、IBJ内での成婚者(外成婚は含まない)9394組に~限定しています。 ●対象期間:2025年1月1日~12月31日(2025年版データとしての対象期間) |