
「この歳で婚活なんて」「もう遅いかもしれない」――そう、自分にブレーキをかけていませんか。
ところが、2025年度版 IBJ成婚白書のデータは、その“常識”をはっきり覆します。50代以上の成婚数は、この8年間で約4倍に急増。しかも、その伸びをけん引していたのは、シニア“女性”でした。
データが示しているのは、「婚活に、遅すぎる年齢はない」という事実です。
※本レポートのデータは、結婚相談所の活動実績(お見合い・交際等)に基づいています。
※本数値には外成婚(結婚相談所以外で知り合った方と交際し成婚退会するケース)も含みます。
8年で“約4倍”。シニア婚は、もう特別じゃない
まずは、数字のインパクトから。50代以上で成婚した人は、この8年でどれだけ増えたのでしょうか。

348名から1,389名へ。8年でおよそ4倍に
50代以上の成婚数(男女合計)は、2017年の348名から、2025年には1,389名へ。8年でおよそ4倍に増えました。2022年以降は毎年増え続け、2023年に1,030名、2024年に1,241名、そして2025年には過去最多の1,389名に達しています。
もはやシニアの成婚は、「ごく一部の人の話」ではありません。50代、60代から新しいパートナーと出会い、人生を共に歩み出す――そんな選択をする人が、年々増えています。
急増の主役は、シニア“女性”
この急増、男女で見ると景色がまるで違います。2017年を「1.0」として、どちらがどれだけ伸びたのかを比べてみました。

女性の成婚数は約5.8倍に。男性の約1.7倍のスピードで増加
2017年と比べると、2025年の成婚数は女性が約5.8倍、男性が約3.4倍。女性の伸びは、男性のおよそ1.7倍のスピードにのぼります。実数でも、女性は89名から520名へ、男性は259名から869名へと増えました。
「シニアの婚活は男性が中心」――そんなイメージは、もう過去のものかもしれません。何歳になっても、自分の幸せを自分で選びにいく。そんな女性たちが、この急増を力強く後押ししています。
50代からは、子どもに「こだわらない・希望しない」男性ほど成婚率が高い
では、50代以上の男性が成婚するために、何が分かれ目になるのでしょうか。「子どもを希望するか」と成婚率の関係を見てみましょう

子どもを「希望しない」男性は、約2.0倍成婚しやすい(50代以上)
50代以上の男性で見ると、子どもを「希望する」人を基準にしたとき、「希望しない」人は約2.0倍、「こだわらない」人は約1.7倍も成婚しやすいという結果になりました。女性でも同じ傾向で、子どもを希望する人ほど成婚しやすさは下がります。
背景には、年齢を重ねてから子どもを望む場合、相手に求める条件が限られ、出会いの幅が狭くなりやすいことがあると考えられます。逆に言えば、年齢に応じて希望を見直すことが、成婚への近道になります。
8年で約4倍に増えた、50代以上の成婚。その伸びをけん引するのはシニア女性でした。そして50代からは、子どもの有無にこだわりすぎず、相手と柔軟に向き合える人ほど成婚しています。大切なのは、将来を共に歩むパートナーを見つけること。その一点に立ち返れば、何歳からの婚活も、決して遅すぎることはありません。
| 本レポートのデータ概要と前提条件 ●データの前提:本レポートのデータはすべて「結婚相談所」における活動実績に基づいています。 ●調査主体:株式会社IBJ(IBJ結婚みらい研究所) ●調査対象:IBJ結婚相談所ネットワークの会員(成婚退会者・退会者) ●対象件数:2025年の50代以上の成婚退会者 1,389名(女性520名・男性869名) ●成婚数の推移:各年に成婚退会した50代以上の会員数(男女別・合計)。 ●伸び率:2017年の成婚数を1.0として2025年と比較。 ●子ども希望別の成婚しやすさ(50代以上の男性):2025年・50代以上の男性について、子どもの希望(こだわらない/希望しない/希望する)別に成婚率=成婚者÷(成婚者+退会者)を算出し、子どもを「希望する」人を1倍とした相対比で表記。 ※本数値には外成婚(結婚相談所以外で知り合った方と交際し成婚退会するケース)も含みます。 |