
11月22日は「いい夫婦の日」です。結婚を考えるとき、「この人となら良い夫婦になれそう」と感じるのは、どんな瞬間でしょうか。
婚活中の男女2,888名を対象に、理想の夫婦像に関する意識調査を実施したところ、性別や年代によって「良い夫婦になれそう」と感じる瞬間に違いがある一方、98.1%が結婚には「恋愛感情が必要」と考えていることがわかりました。
今回は、婚活中の男女が考える「いい夫婦」のポイントや、令和における理想の著名人夫婦などについてご紹介します。
調査サマリー
- 「良い夫婦になれそう」と感じる瞬間、女性1位は「価値観の尊重(51.6%)」、男性1位は「何気ない時間の共有(48.2%)」 。
- 20代は「お互いを尊重できるか」を重視。 「価値観を尊重してくれたとき(49.8%)」が全年代で最も高い結果に。
- 理想の著名人夫婦、女性1位は「中村倫也・水卜麻美夫妻」、男性1位は「大谷翔平・田中真美子夫妻」 。
- 98.1%が結婚に「恋愛感情は必要」と回答。男性のほうが女性より「必要」と感じる人が多い傾向。
男女で異なる「良い夫婦」を確信する瞬間

まず、「この人と結婚したら良い夫婦になれそう」と感じる瞬間について聞いたところ、男性の1位は「何気ない時間を一緒に楽しめたとき(48.2%)」でした。女性(36.2%)より12.0ポイント高く、特別なイベントだけでなく、普段の何気ない時間を一緒に楽しめることが、いい夫婦を確信するポイントになっているようです。
一方、女性の1位は「自分の考えや価値観を尊重してくれたとき(51.6%)」で、男性(41.5%)を10.1ポイント上回りました。また、女性は「予想外のことが起きても落ち着いて対応してくれたとき」や「店員や家族など周囲への接し方を見たとき」も男性より高い割合となっています。
この結果から、女性は、相手の考え方や周囲への接し方など、人柄が表れる場面を重視する一方、男性は一緒に過ごす時間の心地よさを大切にしていることがうかがえます。同じ「良い夫婦になれそう」という感覚でも、男女で注目するポイントは異なるということがわかりました。
若い世代ほど「お互いを尊重できるか」が大切

「良い夫婦になれそう」と感じる瞬間を年代別に見ると、20代には特徴的な傾向が見られました。
「自分の考えや価値観を尊重してくれたとき」と回答した割合は、20代が49.8%で全年代の中で最も高い結果となりました。一方、「何気ない時間を一緒に楽しめたとき」は20代が37.6%で、全年代の中で最も低くなっています。年代が上がるにつれて、この2項目の関係が逆転しており、若い世代ほど対等さを、年齢が上の世代ほど情緒を重視するという実態が浮かび上がりました。
理想の夫婦、女性は「中村・水卜夫妻」、男性は「大谷・田中夫妻」

続いて、令和に結婚した著名人夫婦の中から、「今どきの理想的な夫婦関係」だと感じる夫婦を選んでもらいました。
女性の1位は、中村倫也・水卜麻美夫妻(27.3%)。男性の支持率(9.5%)との差は17.8ポイントで、今回の選択肢の中で最も大きな男女差が見られました。女性の2位には大谷翔平・田中真美子夫妻(26.2%)、3位には山里亮太・蒼井優夫妻(21.6%)がランクインしています。
一方、男性の1位は、大谷翔平・田中真美子夫妻(35.5%)。女性の支持率(26.2%)を9.3ポイント上回りました。男性の2位は山里亮太・蒼井優夫妻(19.9%)、3位は星野源・新垣結衣夫妻(18.8%)という結果になりました。
女性は「自分の価値観の尊重(51.6%)」を重視する傾向があります。俳優とアナウンサーという別々のフィールドで、お互いの立場や人柄を尊重し合う関係として、女性にとっての理想像に重なったとうかがえます。また、男性は「何気ない時間を一緒に楽しめたとき(48.2%)」など“一緒にいて心地よいか”を重視する傾向があり、互いの挑戦を身近で温かく支え合う大谷夫妻の姿に憧れを抱く人が多いと考えられます。
もちろん、どのような点に魅力を感じたかは人それぞれですが、理想の夫婦として支持する相手にも、男女の価値観の違いが表れており、興味深い結果となりました。
※選択肢は令和に結婚した著名人夫婦から一部を抜粋したものです。
結婚に恋愛感情は必要?明確に「必要」と答えた割合は男性が6.4pt上回る

ここまで見てきたように、昭和・平成の固定概念(家柄や条件の突き合わせ)から脱却し、お互いの価値観や対等さを尊重する「自立型パートナーシップ」を重視する令和の婚活男女。しかし、条件や居心地だけで結婚を決めているわけではありません。
結婚相手を決めるうえで、お相手への『恋愛感情(好きという気持ち)』はどの程度必要だと思うかを尋ねたところ、「必要だと思う(47.4%)」と「ある程度は必要だと思う(50.7%)」を合わせ、98.1%が「必要」と回答しました。「必要ない」と答えた人はわずか1.9%にとどまります。
男女別に見ても、男性の98.3%、女性の97.5%が恋愛感情を必要と考えており、性別を問わず「好き」という気持ちを大切にしていることがわかります。
その中でも、明確に「必要だと思う」と回答した割合は、男性が49.3%、女性が42.9%で、男性のほうが6.4ポイント高くなりました。また、別の設問で「理想の夫婦関係」を聞いた回答結果においても、「いつまでも恋人のようにときめき合える関係」を選んだ割合は男性(12.4%)が女性(6.2%)を上回っています。男女ともに生活のパートナーシップや価値観の一致を大切にしつつも、男性のほうが「お相手へのときめきや熱量」を結婚への一歩としてより意識しやすい傾向が、データの細部から感じ取れる結果となりました。
男女で異なる理想の夫婦像、共通するのは「好き」という気持ち
今回の調査から、令和の婚活男女は、お互いの価値観や立場を尊重し合う「自立型パートナーシップ」を大切にしていることが見えてきました。
興味深いのは、女性が相手の姿勢や人柄から感じる「リスペクト」を重視する一方で、男性は一緒に過ごす時間の「居心地の良さ」や「ときめき」を大切にしている点です。理想の夫婦像に求めるものは男女で異なりますが、その根本には、98.1%が回答したように「相手を好きだと思う気持ち」があるようです。
お互いの価値観を尊重し、対等な関係を築きながら、自分の気持ちも大切に育んでいくことが、時代が変わっても「いい夫婦」であり続けるための重要なポイントなのかもしれません。
11月22日の「いい夫婦の日」をきっかけに、自分が理想とする夫婦関係について、改めて考えてみてはいかがでしょうか。
| 【データについて】 調査方法:オンライン調査 調査対象:結婚相談所ネットワーク「IBJ」会員2,888名(男性2,021名、女性867名) 調査期間:2026年10月8日(木)〜2026年10月15日(木) ※小数点第二位を四捨五入していますので、合計が100%にならない場合がございます。 ※複数回答における割合については、回答者数に対する割合を表示しているため、 構成比合計が100%を超えております。 |