
「“いい人”が現れたら結婚したい」「そのうち良いご縁があるはず」――その“受け身”の婚活、実は結婚を遠ざけているかもしれません。
「男性がリードする」という従来の価値観や、「男性は女性を追いかけたい傾向がある」といった恋愛観が語られることがありますが、IBJの成婚データが明らかにしたのは、待っているだけでは結果につながりにくいという事実でした。
成婚した女性に共通するのは、ただひとつ――“自ら動く力”。成婚した女性ほど、自分から申込み、お見合いを重ね、行動量が多かったのです。
※本レポートのデータは、結婚相談所の活動実績(お見合い・交際等)に基づいています。
※本数値には外成婚(結婚相談所以外で知り合った方と交際し成婚退会するケース)も含みます。
成婚スピードに男女差。女性は男性より早く成婚する傾向
まずは、成婚した男女の在籍期間から見ていきましょう。

女性のほうが短期決戦。6割が9ヶ月未満で成婚
成婚までの期間を男女別に見ると、9ヶ月未満で成婚した女性は60.2%と、男性(50.3%)を上回ります。特に「6ヶ月未満」では女性31.9%・男性25.0%と差が大きく、男女で比べると女性のほうが短期間で成婚する傾向がはっきり表れています。
年代によって差が生まれる、想像以上の「婚活優位性」
では、女性は年代によって男性からどれくらいお見合いを申し込まれているのでしょうか。ここでは男性から受けたお見合い申込数を「申受数」とし、在籍期間の違いによる影響をなくすため、「1ヶ月あたりの申受数」で年代別に比べます。

出会いのチャンスは、早く動く人ほど広がる
数字は、“年齢の追い風”をはっきりと映し出します。20代女性が男性から受けるお見合いの申込は月48.5件と、40代女性の約2倍。若い世代ほど多くのお見合いオファーを受ける傾向にあります。一方で、40代女性は月24.8件、50代女性でも月13.8件の申受数があり、年齢を問わず出会いのチャンスがあることが分かります。
ここで伝えたいのは「若さが有利」ということではありません。本当のメッセージは、たったひとつ――“動くなら、早いほどいい”。結婚を考えるタイミングは人それぞれですが、出会いのチャンスが多いときに動いた人ほど、選べる未来は広がっていきます。
成婚した女性は、成婚しなかった女性よりも「2倍積極的に動いている」
若い女性ほど、出会いのチャンスに恵まれている――それは確かです。でも、成婚を分けるのは年齢だけではありません。成婚した女性と成婚しなかった女性の「行動量」を比べると、もうひとつの答えが見えてきます。

「男性が追う時代」から「女性も動く時代」へ
上の表が示すとおり、成婚した女性は、成婚しなかった女性よりもはるかに自分から動いています。申込数は約2.0倍(26件 vs 13件)、お見合い数は約2.2倍(11回 vs 5回)。“いい人”が現れるのを待つのではなく、自分から動いて幸せを掴みにいく姿勢が、成婚への土台になっています。
女性の成婚を分けるのは、自らご縁の可能性を広げていく「行動量」。これこそが、令和の婚活力なのかもしれません。
| 本レポートのデータ概要と前提条件 ●データの前提:本レポートのデータはすべて「結婚相談所」における活動実績に基づいています。記事内に登場する「お見合い」「交際」などの用語は、結婚相談所特有の活動プロセスを指します。 ●調査主体:株式会社IBJ (IBJ結婚みらい研究所) ●調査対象:IBJ結婚相談所ネットワークの会員(成婚退会者・退会者) ●対象件数:2025年の成婚退会者 19,112名(女性9,543名・男性9,569名) ※女性は成婚者9,543名・退会者24,382名(計33,925名)を対象。 ※在籍日数別・年代別の集計は、在籍日数が記録されている19,099名(女性9,538名・男性9,561名)を対象(記録のない13名を除く)。 ●集計指標(中央値):在籍日数・お見合い数・交際数・申込数・申受数 ●在籍日数の区分:6階層(3ヶ月未満 / 6ヶ月未満 / 9ヶ月未満 / 1年未満 / 1年以上〜2年未満 / 2年以上) ●年代区分:20代 / 30代 / 40代 / 50代 / ※本数値には外成婚(結婚相談所以外で知り合った方と交際し成婚退会するケース)も含みます。 |