【父の日調査】婚活女性の約6割が「同じような人と結婚したくない」と回答

父の日は家族を支え、守り続けてくれた父親への感謝を表す日です。そして、これから自分たちの家族を築こうとしている婚活男女にとって、幼いころに見てきた“父親の背中”は、理想のパートナー像や価値観に、知らず知らずのうちに影響を及ぼしているのではないでしょうか。
そこで今回、IBJマッチングアプリ研究室では真剣に結婚を考える男女1,237名を対象に親世代の夫婦関係と、自身が描く理想のパートナー像・父親像についてアンケート調査を行いました。
「人としては尊敬。でも結婚相手には……」揺れ動く娘たちの本音

女性を対象とした調査では、自身の父親を「一人の人間として尊敬している」と答えた割合が過半数(51.0%)に上りました。ところが、「父親のような人と結婚したいと思いますか?」という質問に対しては、約6割が「あまり思わない」「まったく思わない」と、否定的な見方を示しています。
家族を支えてきた大黒柱への感謝と敬意を持ちながらも、生涯を共にしたい相手に求める資質は別にある——そうした女性たちのリアルな本音が浮かび上がる結果となりました。
「尊敬もありますが、仕事人間で家庭を顧みてくれなかった」(40代/女性)
令和男性が理想とする、対話と協力の家庭

父親のような夫・父親を目指したいかを尋ねたところ、「強く思う」「まあ思う」の肯定派が46.3%、「あまり思わない」「まったく思わない」の否定派が48.3%と、賛否がほぼ拮抗する結果となりました。

父親のようになりたくない理由として最も多く挙がったのは「亭主関白な振る舞い」(120名)。2位に「コミュニケーションが少ない」(105名)、3位に「すぐに感情的になる」(92名)が続きました。感情で家庭の空気を支配するのではなく、対話と協調を自ら選び取ろうとする、現代男性の意識の変化が読み取れる結果です。
「子どもが親に逆らえない、意見を言えない環境にはしたくないです」(30代/男性)
それでも愛される、父が守り抜いた「家族への責任感」

親世代への批判的な意見が見られた一方、「父親のようになりたい」「父親のような人と結婚したい」と答えた理由を尋ねると、男女ともに「家族のために懸命に働き、経済面で支えてくれている」(男性246人、女性72人)が圧倒的な首位となりました。
家族を支え続ける責任感と献身は、世代を超えて受け継がれるべき姿として、今もなお多くの人から確かな敬意を集めているようです。
「多忙でも仕事のグチやストレスを家族に見せず、週末や夏休みは率先してドライブに連れ行ってくれました」(40代/女性)
「家族のために責任を持って働き続けてくれたこと。特別に派手ではなくても、毎日の生活を支え続ける姿勢がすごいと思っています」(40代/男性)
理想の夫・父親像に求められるのは、「いざという時の頼りがい」や「家事・育児への参加」

「理想の夫・父親像」に近いと思う要素を尋ねたところ、女性では1位「いざというときの頼りがい」(14.5%)、2位「家事・育児への積極的な参加」(12.8%)が上位に。男性では1位「優しさ」(15.8%)、2位「いざというときの頼りがい」(14.6%)という順になりました。
「経済的安定」は男女ともに3位にランクインしているものの、首位には届いていません。「男性は仕事」という一軸での評価から離れ、共働きが定着した今の時代において、家庭をともに担う「協働の姿勢(家事・育児)」や、心の拠りどころとなる「包容力(頼りがい・優しさ)」こそが、理想のパートナーに求められる資質として浮かび上がってきています。
父の背中より、隣に並ぶ存在へ。令和が求める"対等な夫婦"

自分が育った家庭の夫婦・パートナー像を「理想に近い」と評価した男女に、その背景を尋ねると、「よく会話をしている・コミュニケーションが活発」(男性222人、女性75人)が最多となり、「経済的に安定・協力している」(男性114人、女性33人)、「休日は一緒に出かけたり、共通の趣味を楽しんだりしている」(男性109人、女性40人)が続きました。
「稼ぎのある父」よりも「そばにいて心地よい父」を理想として挙げる声も目立ち、経済面よりも”ともに過ごす時間の豊かさ”が、理想の家庭像を語るうえでの重要な軸になっていることが見えてきます。
「お互いのそれぞれの時間を楽しみつつ、たわいもない会話で笑ったり、週末は一緒に買い物がてら散歩したりと楽しそうな姿が理想です」(30代/女性)
「家族みんなで旅行先を楽しく決めていました。そういう温かい家庭にしたいです」(50代/男性)
総括・まとめ
「父の日」は、これから築く家族のかたちを、あらためて自分自身に問い直すきっかけでもあります。今回の調査を通じて見えてきたのは、親世代への感謝と敬意を胸に持ちながらも、その生き方をそのまま継ぐのではなく、自分たちの意思で新しいパートナーシップを描こうとする婚活世代のリアルな姿でした。
スペックや条件だけでなく、日常の小さな感謝や、飾らない本音を交わせる相手と出会うこと。価値観が多様になった今だからこそ、「どんな関係性を育んでいきたいか」を言葉にして伝え合うことが、自分たちらしい家族のはじまりになるのかもしれません。
調査方法:オンライン調査
調査対象:ブライダルネット会員1,237人(男性886人、女性351人)
調査期間:2026年5月15日(金)~2026年5月19日(火)
※小数点第二位を四捨五入していますので、合計が100%にならない場合がございます。
※複数回答における割合については、回答者数に対する割合を表示しているため構成比合計が100%を超えております。
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