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2025.06.17

結婚相談所の料金を徹底比較!結婚相談所でかかる費用と選び方をチェック

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結婚がしたい。
そんな思いで結婚相談所の料金を調べると、思ったよりお金がかかることが分かり、入会を断念してしまう人もいるようです。
しかし、昨今は入会金や成婚料が安い結婚相談所も増えてきており、結婚相談所の選択肢は広がっています。

そこで今回は、結婚相談所でかかる料金の仕組みについても説明しながら、12社の結婚相談所の料金を比較しました。
それぞれの結婚相談所の特徴や確認すべきポイントをチェックして、自分に合う結婚相談所を見つけてみましょう。

結婚相談所の料金の仕組み

笑顔の女性コンシェルジュの画像

まずは、結婚相談所に登録〜成婚に至るまでにどんな費用がかかるのかをチェックしていきましょう。

【入会金と初期費用】10〜30万円

結婚相談所に登録する際には、入会金が発生する場合が多いです。入会金は会員になるための費用で、登録作業や審査、会員資格の発行費用などが含まれています。

また、入会金以外にも初期費用がかかる結婚相談所も存在します。データマッチングのために使うプロフィールの作成や写真の撮影などの費用や、活動の方向性を決める初回カウンセリングを含む活動サポート費などが、別途かかる場合もあります。

入会金と初期費用を合わせた料金相場は、10〜30万円と幅があります。初期費用が安い結婚相談所だと、プロフィール作成のためのお見合い写真の撮影や、そのためのヘアメイクなどの料金が別途発生する場合があります。

入会金が高すぎると心配だという方もいるかもしれませんが、結婚相談所によって、入会金が高い分月の会費が安かったり、成婚料が安い場合があります。
逆に、入会金が安くても、他の部分でかかる金額が高い場合、最終的な婚活費用が高くつく場合もあるので、入会金の安さだけにとらわれず、全体の費用感を比較することも大切です。

【月会費】5,000〜2万円

結婚相談所では、入会後活動中は月会費が発生します。それぞれの結婚相談所が利用している検索システムの利用料金や、カウンセラーとの面談、お見合いセッティングのサポートなどが含まれています。

月会費が安いとランニングコストが低くなるので安心だと感じるかもしれませんが、結婚相談所によって、月会費に含まれる内容が異なります。

たとえば、カウンセラーとの面談回数に制限があったり、紹介してもらえる人数が少なかったりします。
月会費は金額面だけで判断せず、入会前のカウンセリングの際に、どんなサポートを受けられるのか確認した上で、金額に納得ができるかを検討しましょう。

【1回のお見合い料】0〜1万円

結婚相談所での婚活では、実際にお見合いに進むために「お見合い料」がかかる場合があります。お見合い料金とは、会員同士のお見合いをセッティングする際に発生する料金のことで、活動を続ける中で都度払いする必要がある場合が多いです。

結婚相談所によって、お見合い料とは別に、お見合い相手の選定の時点で「紹介料」が発生する場合もあります。その場合、1人紹介されるたびに、紹介料として3,000〜5,000円ほどの料金が都度発生します。

さらに、自分から異性にお見合い希望を出す時に「申し込み料」がかかる相談所もあります。その場合、1人に申し込むたびに、紹介料として3,000〜5,000円ほどの料金が都度発生します。
しかし、紹介料を払って紹介してもらったり、申し込み料を払って申し込んでも、お見合いできるとは限らないので注意してください。

最近では、紹介や申し込みの人数に応じて料金が変動するプランよりも、月会費に最大〇名までの紹介数・申し込み料を含む形式が主流です。最大人数を超えると、1人につき1,000〜5,000円ほどの追加料金が都度発生する場合もあります。
お見合い料金や紹介・申し込み料がかからないものの、月に紹介してくれる人数や、自分からお見合い申し込みできる人数の上限が少ない相談所もあります。

【成婚料】20〜30万円

結婚相談所で出会った人と婚約が成立した場合、成婚退会することになるため、結婚相談所に成果報酬を払うことになります。

成婚料が無料の結婚相談所もありますが、入会金が高かったり、月会費が高い場合があります。ちなみに、結婚相談所に在籍中、並行して利用していたマッチングアプリで婚約した場合や、プライベートの知り合いと婚約した場合は、成婚料を支払う必要はありません。

しかし、成婚退会しなかった場合でも、結婚相談所によって退会料を支払う必要がある場合もあります。入会時にキャンペーン料金で安く入会した場合や、活動期間が1年未満と短い場合など、違約金が必要になることが多いです。

【その他にかかる費用】月5,000〜2万円

結婚相談所では、これまで説明してきた費用以外にも、お金が必要になることがあります。
たとえば、結婚相談所内で行われる婚活イベントや婚活マナーセミナーなどに参加する場合、月会費とは別に都度払いでの料金が発生することが多いです。
イベントやセミナーの内容にもよりますが、一回の料金は2000〜7000円くらいであることが多いです。

また、結婚相談所に支払う料金以外にも、婚活そのものに必要な費用もあります。
たとえば、お見合いに行くための交通費や仮交際中にかかるデート代、デート服やメイク用品といった美容代などです。

成婚退会後も、結婚するお相手との相談次第で、婚約・結婚指輪の費用や、新婚旅行、結婚式などの費用が変わってきます。活動期間によっても全体でかかる費用が変わるので、婚活の際には余裕を持って資金を用意しておけるとよいでしょう。

結婚相談所の料金を比較

では早速、それぞれの結婚相談所の料金比較表も確認していきましょう。
※料金はすべて税込表記です。

※横スクロールでご覧いただけます。

相談所名称 入会金 月会費 成婚料 紹介数 備考
IBJメンバーズ 252,450円
(登録料33,000円+活動サポート費199,500円)
17,050円 220,000円 不明 全国に10店舗の直営店あり。
カウンセラー1人あたり約60人の少人数担当制で手厚いサポートが可能。専任カウンセラーによるフルサポートで、2024年には成婚まで8.9ヶ月の実績ありで、頼れるサポート力がメリット。

会員数は 97,749名で業界No.1。真剣交際後もサポートあり。相談所内セミナーあり。他社からの乗り換えで初期費用30,000円割引。

ツヴァイ 紹介プラン:
118,800円

IBJプラン:
129,800円

紹介プラン:
15,950円

IBJプラン:
17,600円

紹介プラン:
0円

IBJプラン:
220,000円

・紹介書紹介は年間72名
・価値観による申し込みは年間84名
・お写真の印象による申し込みは年間48名
全国54店舗展開で業界最多。2024年には「成婚数No. 1」の実績あり。カウンセラーは全員、JLCA認定婚活カウンセラーを取得済で、安心感のあるサポートがメリット。

自分で動く「紹介プラン」とサポートが手厚い「IBJプラン」から選択可能。お得な20代割引あり。他社からの乗り換えで初期費用30,000円割引。

サンマリエ カジュアルコース:
103,400円(入会金33,000円+初期活動費70,400円)

スタンダードコース:
187,000円(入会金33,000円+初期活動費154,000円)

カジュアルコース:
17,600円(別途お見合い料11,000円/回)

スタンダードコース:
18,700円(お見合い料なし)

一律で220,000円 カジュアルコース:
プロ仲人のハンドメイド紹介2〜3名/月、お見合い確定紹介無制限

スタンダードコース:
プロ仲人のハンドメイド紹介2〜3名/月、検索申し込みとお見合い申し受け、お見合い確定紹介無制限

全国に26店舗の直営店、44のサテライトオフィスあり。専任担当制で紹介〜お見合いセッティングまでサポートする手厚さがメリット。真剣交際〜成婚退会後までのサポートあり。大手結婚相談所の中でも最多の登録会員数。

検索での婚活ができないが初期費用の安い「カジュアルコース」、お見合い料が無料の「スタンダードコース」から選択可能。相談所内セミナー「婚活カレッジ」あり。電話やチャットでの相談がし放題。

お得な20代割引、ミドル割引、ひとり親割引などあり。他社からの乗り換えで初期費用30,000円割引。

オーネット IBJプラン:
129,800円

オーネットプラン:
123,200円

IBJプラン:
19,250円

オーネットプラン:
15,950円

IBJプラン:
220,000円

オーネットプラン:
0円

IBJプラン:
IBJ会員との出会い、両想いマッチングなど9つの出会い方で月35名まで

オーネットプラン:
両想いマッチング、AI紹介マッチングなどで月20名まで

全国に39店舗を展開。紹介〜お見合いセッティングまで細かくサポート。出会い方の幅が広いのがメリット。お相手探しから完全おまかせのサポートあり。

IBJ加盟結婚相談所に在籍する87,000人の会員と出会える他、紹介書マッチングシステムあり。出会い方の選択肢が幅広いIBJプラン、IBJシステムを利用せずお得に活動する「オーネットプラン」から選択可能。会員限定婚活パーティー・イベント・婚活セミナーあり。

お得な20代割引、法人提携割引などあり。他社からの乗り換えで初期費用30,000円割引。

ゼクシィ縁結びエージェント 一律33,000円(返金保証あり) シンプルプラン:
9,900円

スタンダードプラン:
17,600円

プレミアプラン:
25,300円

一律0円 20人/月 全国に26店舗展開。入会金の安さ、成婚料やお見合い料がかからないことがメリット。シンプルプランは担当者との定期面談や紹介は受けられない。スタンダードプランは三ヶ月に1回、プレミアプランで二ヶ月に1回の定期面談なので、プロのサポートを受けるより自主的に活動することで婚活料金を節約したい人向け。

検索での申し込み人数は、どのプランでも月20名まで。四ヶ月以内にお見合いが成立しなければ、全額返金保証制度あり。

パートナーエージェント ライトコース:
88,000円(登録料33,000円+初期費用55,000円)

スタンダードコース:
110,000円(登録料33,000円+初期費用77,000円)

プレミアムコース:
187,000円(登録料33,000円+初期費用154,000円)

ライトコース:
14,300円〜16,500円

スタンダードコース:
17,600円〜20,900円

プレミアムコース:
25,300円
(ライトコース・スタンダードコースの料金は活動エリアによって異なる)

ライトコース:
0円

スタンダードコース:
77,000円

プレミアムコース:
110,000円

ライトコース:
紹介数2人/月、AIマッチング紹介数2人/月、検索申込数7〜12人

スタンダードコース:
紹介数3~6人/月、AIマッチング紹介数2人/月、検索申込数4~8人

プレミアムコース:
紹介数8人/月、AIマッチング紹介数2人/月、検索申込数12人

全国に25店舗展開。活動エリアや年代によって料金が変わる。定期面談がない代わりに、費用を押さえて利用できるライトコース、コンシェルジュとの面談が可能なスタンダードコース、申し込みや紹介の人数が多く、サポートの手厚いプレミアムコースから選択可能。定期面談はスタンダードコースのみで実施。

会員限定のパーティやイベントあり。成婚後もサポートが継続。
U29プラン、30歳・31歳応援割プラン、シングルマザー応援プランなどお得な割引制度あり。

エン婚活エージェント 33,000円 14,300円 0円 紹介は6名/月、申し込みは10名/月 店舗を持たないオンライン結婚相談所。2024年にはオンライン結婚相談所成婚実績No.1。

お見合い料や成婚料がかからず、初期費用とランニングコストが低いのがメリット。定期面談の回数は個別にカスタマイズされる。アドバイザーによる電話・メールでの相談サポートは回数無制限。相談所内でオンライン講座の受講が可能。
3ヶ月以内にお見合いが成立しなければ登録料と3ヶ月分の月会費の全額返金保証制度あり。

ノッツェ 一律110,000円(入会費33,000円+活動初期費用77,000円) ベーシックコース:
14,850円
※自分より前に入会された会員の情報公開のためにオプション会員情報提供料として別途料金99,000円

お見合いアシストコース:
21,450円
(お見合い相手を毎月3名から5名紹介、検索上限は毎月3名まで)
※お見合い料が別途11,000円/回

ベーシックコース:
0円

お見合いアシストコース:
110,000円

ベーシックコース:
お申込み人数が毎月2名(年間24名)税込 4,950円、毎月5名(年間60名)税込 9,900円毎月10名(年間120名)

お見合いアシストコース:
お見合い相手を毎月3名から5名紹介、検索上限は毎月3名まで

直営店舗とサテライト店、フランチャイズ加盟店で全国に100を超える拠点あり。ベーシックコース、お見合いアシストコースがあるが、どちらを使っても申し込み人数の制限があるので注意が必要。ベーシックコースでは、月によって見合いアプローチ数が自由に変更可能。自分より前に入会された会員の情報公開や、お見合いのために別途料金がかかる。

支店がある地域以外でも出張婚活カウンセリングを実施。フランチャイズ展開しているため、店舗によって雰囲気が変わる可能性がある。
20代やシングルマザーがお得に入会できる割引制度や、他社からの乗り換えで入会金と活動初期費用が0円になる割引制度あり。

イノセント ライトコース:
79,800円

コンパスコース:
158,000円

一律16,500円 ライトコース:
10,000円

コンパスコース:
220,000円

ライトコース:
20件/月のお見合い人数制限あり

コンパスコース:
無制限

東京・恵比寿店と大阪・梅田店の2店舗を展開。IBJの正規代理店。専任のコンサルタントが成婚まで担当し、LINEでいつでも相談が可能。ライトコースとコンパスコースから選択でき、ライトコースでも月1回の定期面談が可能で、お見合い申し込み数は20件/、お見合い申し受け数は無制限と、金額の割に出会える人数に制限がかかっていないのが魅力。

会員限定のイベントやセミナーあり。
会員からの紹介でお得に入会できる割引制度や、他社からの乗り換えで入会金と活動初期費用が割引になる制度あり。

とら婚 とら女子プラン:
138,800円

ベーシックプラン:
171,800円

ベーシック+プラン:
226,800円

とら女子プラン:
13,800円

ベーシックプラン:
17,800円

ベーシック+プラン:
19,800円

一律220,000円 とら女子プラン:
1申し込み数15件/月、カウンセラーからの紹介1名/月

ベーシックプラン:
申し込み数30件/月、カウンセラーからの紹介3名/月

ベーシック+プラン:
申し込み数60件/月、カウンセラーからの紹介3名/月

サテライトオフィスを含め全国に8店舗展開。業界で唯一の「オタク向け結婚相談所」。趣味に理解のあるパートナー探しに特化している結婚相談所。

女性限定のとら女子プランと、ベーシックプラン、ベーシック+プランから選択可能。専属の婚活アドバイザーが活動開始から成婚退会までマンツーマンでサポート。アドバイザーも全員オタク。
カウンセラーに「オタク」と認められると入会初期費用が割引になる。クリエイターへの割引制度や、会員からの紹介割引もあり。

仲人協会連合会 88,000円(入会金22,000円+登録料33,000円+初期サポート費33,000円) ベーシックコース:
9,900円

スタンダードコース:
12,100円

プレミアムコース:
18,700円
(プレミアムコース以外はお見合い料が別途8,800円/回)

一律220,000円 非公開 全国に47の拠点を持つ。2023年の登録会員数は84,458人、加盟相談所数は1,339社。地方にも協会があるため、どこに住んでいても活動できるのがメリット。

一般社団法人直営のため、全国展開でありながら営利を目的とせずサービスを提供する。専任アドバイザー制で、結婚準備から新生活までトータルサポート。相談所内で能力向上セミナー「TMSスクール」や、パーティイベントも開催。

スマリッジ 6,600円 9,900円 0円 紹介は毎月最大6名(自動データマッチング)、申込みは毎月10名まで、申受け無制限 店舗を持たないオンライン結婚相談所。申し込み人数の多さの割に、コストが安いことが魅力。ただし紹介がデータマッチングなので注意。

担当制でいつでも相談可能だが、面談や相談には別途料金がかかるので、婚活も自走したい人向け。U28割、エリア割引などあり。他社からの乗り換えで登録料などが割引になる制度あり。

実際に比較表を見てみると、結婚相談所によって金額やサービス、サポートの手厚さ、紹介人数などがかなり違うことが分かります。

また結婚相談所は、それぞれ特色やメリットが異なります。自分がどんな婚活をしたいのか、どんなサポートを受けたいのか、婚活費用をどのくらい用意できるのかによって、選ぶべき結婚相談所も変わってきます。

結婚相談所ごとに料金が異なる理由

パソコンの前で顎に指をあてている女性の画像

比較表の中には、初期費用や成婚料で10〜20万円かかる結婚相談所もあれば、初期費用は1万円以下、成婚料は0円という結婚相談所もありました。そもそも、なぜここまで料金に差が生まれるのかを理解しておくことで、より納得感を持って結婚相談所を選ぶことができるでしょう。

店舗の有無

まず、料金の高めな結婚相談所には、全国に店舗を構える有店舗型が多く見られます。そうした相談所では、店舗の運営費や、そこに常駐する婚活カウンセラーの人件費などがかかっています。逆に、料金を抑えたプランを提供している相談所には、無店舗型のオンラインサービスが多い傾向があります。テナント料や人件費を抑えられるため、料金を安く設定しやすいのです。

店舗があるタイプの相談所では、面談のために店舗に赴く必要がある場合があります。来店の手間はかかりますが、婚活カウンセラーとも顔を合わせて面談・相談ができるため、婚活のモチベーションが維持しやすいと感じる人も少なくありません。

有店舗型の相談所の場合、店舗内でイベントやセミナーを開催していることも多く、出会いの幅が広かったり、1人で婚活しないでいいという安心感があるのも魅力です。

無店舗型相談所の中には、カウンセラーとの面談をオプションとして提供している場合もあります。オプションで面談をする時も、オンライン面談になるため、自宅で完結できる手軽さがあります。

規模感の違い

全国に支店を展開しているような大手の結婚相談所では、料金がやや高めに設定されていることが多いです。
上場企業が運営している場合、経営の透明性やサービス体制への安心感に繋がることもあります。また、複数のカウンセラーが在籍しているケースも多く、利用者に合わせた対応が可能です。
また支店数の多い結婚相談所では、引っ越し先に店舗がある場合、カウンセラーを引き継いで婚活を継続できる体制が整っているケースもあります。全国転勤がある仕事をしている人は、支店数の多い結婚相談所を選んでおくと、転勤先でも活動を続けやすいでしょう。

サポートの手厚さ

結婚相談所の料金差にはさまざまな要因がありますが、その中でも特に影響を与えるのが、婚活カウンセラーによるサポート体制の違いでしょう。
定期的な面談が設定されている結婚相談所や気軽に連絡がとれるプランでは、カウンセラーとの関係性が深まることで、希望条件や人柄をより的確に把握してもらいやすく、希望に沿った紹介が受けられる可能性が高まります。
そのような丁寧なサポートを受ける場合、料金は比較的高くなります。

一方で、サポートが比較的シンプルなプランでは、カウンセラーとのやり取りの頻度が少なかったり、面談がオプション扱いになっている場合があります。
「メールや電話で相談し放題」を謳っていても、対応に時間がかかることもあるため、サポートを重視したい方には物足りなさを感じるかもしれません。
その分、料金は抑えられていることが多く、「必要最低限のサポートで十分」「費用を抑えて婚活を始めたい」と考える方には、お得な選択肢となることもあります。

結婚相談所を選ぶ時のポイント

パソコンを見ながら考えている表情の女性の画像

では、実際に「自分に合う結婚相談所」を選ぶ時、どんなポイントを確認すればいいかを解説していきます。

成婚実績の有無

まずは入会前に、結婚相談所の実績を調べてみましょう。
入会金や月会費が安くても、実際に成婚させた実績がない、低い相談所では、自分も成婚できる可能性が低くなってしまいます。多くの相談所では「成婚率○○%」という数値を提示していますが、その定義や算出方法は必ずしも統一されていないため、注意が必要です。
そのため、数値の高さだけに惑わされず、「何をもって成婚と定義しているか」「算出期間はいつか」「途中退会者は含まれるのか」といった細かい条件を必ずチェックしましょう。

また、実績だけでなく、成婚までの平均活動期間や年齢層別の成婚傾向など、より詳細なデータを開示しているかも重要です。自分と同じような属性の人が実際に成婚しているかどうかの参考にすることをおすすめします。

会員数とデータベースの質

成婚実績の次に意識しておきたいのが、会員数とデータベースの質です。
まず、会員数の多さは自社会員のみか、連盟(IBJなど)に加盟しているかによって大きく変わります。連盟に加盟している相談所は、全国数万人規模の会員データベースにアクセスできるため、地方在住者や特定の条件を希望する人にもマッチしやすい環境が整っています。一方、自社会員中心の相談所は、会員との密な関係性や独自性が強みになることもあります。

次に注目したいのが、データベースの「質」です。会員の年齢層、職業、学歴、年収、活動頻度などがポイントです。
たとえば、アクティブに活動している会員が多いか、定期的にプロフィールが更新されているかなどを確認することで、自分の希望条件に合う相手と出会える可能性を見極めやすくなります。

また、プロフィール項目の充実度や写真掲載率なども見落とせません。情報がしっかり整っていると、ミスマッチを防げるだけでなく、お互いの理解も深まりやすくなります。さらに、プロフィールのチェックや更新を相談所側がサポートしている場合、信頼性の高いデータベース運営がなされていると判断できるでしょう。

カウンセラー(仲人)の人数や質

カウンセラーの人数や質は、婚活の質を大きく変えると言っても過言ではありません。お見合いの調整、交際のアドバイス、気持ちの整理まで、婚活のパートナーとして一人ひとりに寄り添う存在です。

まず、入会前にカウンセラーの担当制度を確認しておくことをおすすめします。担当制度は退会するまで1人のカウンセラーが担当してくれる「専任制」と、面談のたびに異なるカウンセラーが担当する「都度交代制」があります。

都度交代制の場合、色々なカウンセラーの意見を聞くことができますが、カウンセラーによって会員の人柄や価値観に対する理解が足りない場合があり、婚活疲れの理由となることもあります。

一方専任制の場合、いつも同じ担当に相談できるという安心感があります。都度交代制の際に起こりうる「伝えたはずのことが伝わっていない」などのリスクが低くなります。

専任制の方が会員とカウンセラーの距離が近くなりやすいので、二人三脚のサポートを求めている場合には、専任制の結婚相談所を選ぶことをおすすめします。

また、カウンセラーの人数が少ない結婚相談所では、カウンセラー1人当たりが多くの会員を担当することとなり、一人一人の会員への理解や配慮が行き届かない場合があります。
カウンセラーの人数に加え、指名変え制度を確認しておくことで、カウンセラーとの相性が合わない場合に備えることができるでしょう。

その他、カウンセラーの質を確かめるために、カウンセラーの資格やスキルの有無を確認しておくこともおすすめです。カウンセラーの成婚実績やキャリアを確認し、実績のあるカウンセラーが在籍しているかどうかチェックしておきましょう。

基本料金に含まれるサポート範囲

基本料金内で行われるサポート範囲は、結婚相談所ごとに異なります。婚活のサポートをしっかり受けたい場合は、料金だけでなくそこに含まれる内容までしっかり確認しましょう。

たとえば、月会費の中に含まれているものとしてよくあるのが、会員データベースの利用、一定数の紹介、お見合いの申込権利、システム利用料などです。紹介数やお見合いの申込数には、回数制限があることがほとんどです。
これに加え、初回面談や定期的なフォローアップ、婚活カウンセラーとのチャットや電話相談が含まれることもあれば、これらがすべてオプション扱いになる場合もあります。

特に注意したいのは、面談やアドバイスが「何回まで無料か」「有料の場合、いくらかかるのか」という点です。初回は無料でも、2回目以降は有料となるプランもあるため、事前に確認しておかないと、想定外の費用が発生することがあります。
その他、プロフィールの作成やお見合い写真撮影など、基本料金に含まれている場合と、そうでない場合があります。基本的には料金が安い結婚相談所ほど基本料金内のサポートが少なく、別途料金が発生するオプションが多いです。

サポート方針と自分との相性

サポートの内容を確認する際には、そのサポートが「自分が求めているサポートかどうか」も確認しましょう。

結婚相談所によって、専任のカウンセラーが密に寄り添って都度アドバイスをくれる“伴走型”の相談所もあれば、自主的に活動するスタイルを尊重し、必要なときにだけ別料金で支援を提供する“自走型”の相談所もあります。

自分から積極的に行動するのが苦手な方や、心理的な負担を解消しながら活動したい方であれば、定期的に面談があり、お見合い前後に気持ちの整理や振り返りを一緒に行ってくれる伴奏型のサポートの方が安心できるでしょう。
一方、仕事やプライベートが忙しく、定期的な面談や連絡が負担になる方であれば、自分の意思で活動の意思決定ができる自走型のサポートの方が活動しやすいでしょう。

見極めが難しい一方で、結婚相談所での婚活の満足度に大きく関わる部分でもあるので、初回面談、口コミなどから、サポートの雰囲気や相談所の方針を読み取ることが重要です。

基本的にサポートの手厚い結婚相談所は費用が高くなる場合も多いので、自分が必要としているサポートに近いサービスだけを提供している結婚相談所を見つけることができれば、費用も抑えやすいでしょう。

お見合い申し込み人数の条件

前述の通り、結婚相談所では月にお見合い申し込みできる人数に上限が設けられていることが多いです。

お見合いの数は多ければ多いほどいいとも限りませんが、上限人数が多い分には、自分の活動状態を見ながら申し込み人数を調整することができます。

お見合いは申し込んでも「お断り」されてしまう場合もあるため、申し込み可能人数があまりに少ないと、お見合いできない可能性も高くなります。
一方でたくさん申し込んだのに、全滅……。となると活動へのモチベーションが下がる原因になります。申し込み人数の上限とあわせて「申し込み後のサポート体制」も確認することが重要です。
たとえば、申し込み結果に応じてカウンセラーが改善提案をくれる相談所や、プロフィールの見直しをしてくれるサポートがある相談所であれば、効率よく成果に繋げやすいでしょう。

割引や返金条件の有無

結婚相談所では、ある一定の条件を満たした場合、入会金や初期費用、初月付近の月会費を値引きしてくれるなどの割引制度があります。

割引制度には「20代割」「女性割」「シングルマザー割」などがあります。特に、婚活市場で価値が高いとされる20代の場合、男性でも割引が適用される場合があります。また「友達紹介割引」では、実際に利用している友達から紹介という安心感もプラスされるでしょう。

また、返金保証のある結婚相談所の入会を検討する場合、保証の条件を確認しておきましょう。ネットでは「○ヶ月お見合いが不成立の場合」とだけ書いてあっても、よく聞くとその他に細かな条件があり、返金がされない場合もあります。

結婚相談所で少しでも安く活動する方法

成婚の文字が書かれた積み木の画像

結婚相談所の料金設定はまさにピンキリですが「安ければ安いほどお得」とは限らないことが分かりますね。

しかし、結婚相談所の費用を少しでも抑えて活動したい場合、一つだけ確かに言えることがあります。短い活動期間で婚活を終了できれば、費用を抑えることができるということです。

どんなに初期費用が安い結婚相談所でも、1〜2年以上活動していれば、月会費だけでも10万円以上かかってしまいます。

活動期間を短くするためには、自分に合う結婚相談所を選び、自分に必要なサポートを受けられるかどうかが、とても重要です。

結婚相談所を乗り換えた人の体験談

最後に、結婚相談所選びを間違えてしまったことで、結婚相談所を乗り換えたことがある人の体験談を紹介します。見逃してしまったポイントや不満を感じた点などを参考に、自分にとって後悔のない選択をするためにどこを重要視すべきか、考えてみてください。

Aさん(女性・32歳)は、31歳の時に初めて結婚相談所に登録しました。結婚相談所ごとの違いが上手く理解できなかったため、最初は費用の安さを重視して結婚相談所を選びました。

「マッチングアプリは経験があったため、近い活動ができる結婚相談所がいいのではないかと、オンライン結婚相談所に登録しました。入会金は安かったのですが、カウンセラーサポートは初回のプロフィール登録時のみ。紹介制度はありましたが、気が合う人を紹介してもらうことができず、サポートの内容に不満を感じました。」

想像していたサポートとは違ったため、Aさんはオンライン結婚相談所を3ヶ月で退会。幸い、入会金は安かったので費用的には痛手を感じずに済んだものの、無駄な時間を過ごしてしまったことには悔しさを感じているそう。

「年齢的に焦りを感じていたこともあり、次はサポートの手厚さに注目しました。マッチングアプリでも婚活を行っていたものの、上手くいっていなかったということもあり、私の場合は専任のカウンセラーがいるかどうかや、面談の回数、申し込み可能人数などをチェックしていました。また、オンライン結婚相談所を使った時には、自分が活動している地域に住んでいる会員が少なかったことも不満の一つだったので、会員数も気にしていました。」

その後、4つの大手結婚相談所の無料相談を利用し、登録する相談所を決めたのだそう。

「私が選んだのは、初回登録料や成婚料は20万円ほどかかる大手の相談所です。店舗を訪れた際、雰囲気が明るくて安心できたのと、相談所内のイベントが多いこと、面談を担当してくれたカウンセラーさんが心理系の資格を取得している人だったことが決め手になりました。

今の相談所は気の合うカウンセラーさんのおかげで、自信を無くすことなく活動を続けられています。セミナーや婚活パーティイベントが定期的に行われているので、お見合いばかりで気が滅入ることもなくなりましたし、相談所内に同性の婚活仲間もできました。」

Aさんの乗り換え先となった結婚相談所は、成婚料のかからないオンライン結婚相談所と比べるとかなり割高だったそうですが、サポートの質に満足感があるため、料金を「高いとは思わない」とも答えてくれました。

Aさんはたまたま、自分に合わない相談所をすぐに退会することができましたが、相談所によっては、最低活動期間が設けられている場合があり、退会の際に罰金を取られる場合もあるので、注意が必要です。

大切なのは自分に合う結婚相談所を選ぶこと

ウエディング姿の女性のイメージ画像

結婚相談所によって料金はさまざまですが、どのサポート内容にどのくらいお金がかかるかを把握することが重要です。その上で自分に必要なサービスを考えたときにコストパフォーマンスが高い結婚相談所を選びましょう。

結婚相談所を選ぶときには、実際に利用した人の声を聞いてみることで「自分にはどんなサポートが必要か」を具体的に考えることができます。

結婚相談所の雰囲気は、ネットの記事だけでは深く分からないことも多いので、必ず「無料相談」に申し込みましょう。結婚相談所ごとの料金設定や基本サービス、最低活動期間など、入会前にはカウンセラーに直接聞いてみることが大切です。
無料相談は2〜3箇所ほど参加し、料金とサービスが見合っているかや、自分がメリットに感じるポイントがあるかを確認しましょう。

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