マッチングアプリに疲れてしまう…9個の原因とその対処法

いいねがなかなか返ってこない…….。
やりとりがつまらない……。
デートでドタキャンされた……。
マッチングアプリ疲れの理由はさまざまですが、必ず原因があります。
この記事ではマッチングアプリに疲れる原因と、ストレスなくマッチングアプリを楽しむコツを紹介しています。
マッチングアプリでの活動は、恋愛や結婚の相手との出会いを楽しむもののはずです。マッチングアプリ疲れをなくして、素敵な出会いを手に入れましょう。

マッチングアプリ に疲れを感じる人は少なくない
国内のマッチングアプリ『バチェラーデート』が実施したアンケート(※1) によると、マッチングアプリで活動したことがある人の中で「マッチングアプリ疲れによって、恋活婚活目的のアプリの利用休止をした経験がある」人は、なんと70%を越えていました。
疲れやストレスが原因でマッチングアプリを利用休止した経験がある人のうち、44.6%が『疲れが軽減されれば、また利用したい』と回答しており、また28.1%が『恋活婚活したいため、既に再開した』と回答。
しかし、既に再開している人のうち、半数は疲れやストレスを感じながら再開したと答えており、恋活婚活をするため仕方なく利用していることが分かりました。マッチングアプリにストレスを感じながらも、やはり恋人を探し続けたい、と考える人もいるようです。
マッチングアプリ疲れの理由
では、人々はなぜマッチングアプリに疲れてしまうのか、その原因についても考えていきましょう。
初対面の人とのやりとりに疲れた
マッチングアプリでの出会いに限らず、恋人を探すためには新しい人間関係を開拓する必要があります。合コンや友人の紹介と比べても、マッチングアプリは新しい異性と繋がること自体が簡単で、また知り合える人数も多いです。
しかしその分、やりとりをする人の入れ替わりが激しく、何度も「初対面の交流」を行うことに疲れてしまう場合があります。
実際にマッチングアプリを利用した人に話を聞いてみると「最初の挨拶や住んでいる場所、趣味などの情報交換など、数十回も同じやりとりをしていることに疲れた」といった意見がありました。
交際できるパートナーを探すに当たっての人間関係の構築は、簡単ではありません。相手を知ったり、自分のことを伝えることにも、時間や労力がかかる ため、ストレスがかかりやすいのです。
連絡が途中で途絶えることに疲れた
マッチングアプリで異性と連絡を取り合っているうちに、返信が返って来なくなってしまった経験がある人は少なくないでしょう。
マッチングアプリで出会った人に対し、途中で返信をやめたことがある人に話を聞いてみると「他に気になる人ができたから」「連絡していても相手に興味が湧かなかったから」といった意見がありました。
マッチングアプリのやりとりには一般的なマナー意識はあるものの、明確なルールが設定されているわけではありません。連絡を取るのをやめたい時に、その旨をメッセージしてくれる人もいますが、無言でブロックしたり、無視したままフェードアウトしようとしてしまう人は一定数いるものです。
特に「デート後に連絡が途絶えると、明確に振られたわけではないけど振られた気分になる」という人もいました。せっかく出会って連絡を取っていた人から非情な扱いを受け、心に傷を負って疲れてしまうでしょう。
初対面の人とのデートに疲れた
マッチングアプリではいいね〜マッチングの後、個別のメッセージでやり取りし、お互いに合意を得てデートに向かう流れが一般的です。
その際、デートにストレスを感じてしまった経験がある人に話を聞いてみると「いくらメッセージでやりとりしていても、初対面の人と顔を合わせて会話することそのものに疲れを感じる」、「メッセージで抱いていたのと違う印象を持ってしまい、デート自体がつまらなく感じて疲れてしまった」といった意見がありました。
マッチングアプリそのものは、ネットを介してどこでも気軽に活動できますが、デートはオフラインでの出会いです。マッチングアプリ上で感じるストレスとは違う疲れを感じる場合があります。
デートをドタキャンされて疲れた
マッチングアプリで出会った相手とのデートは、リアルでの出会いと比べてドタキャンをされやすいという懸念点があります。
実際にマッチングアプリの相手のデートをドタキャンしたことがある人に話を聞いてみると「友人との予定を優先してしまった」、「デート前日に不安を感じ、どうしてもデートに行きたくなくなってしまった」という意見がありました。
デート前は相手との関係値が薄いことから、リアルの人間関係と比べるとドタキャンしやすいと感じる人がいるようです。
ドタキャンされると初対面の人と会う緊張や不安が無意味なものになり、予定がなくなったり、相手への不信感・不快感を感じたりすることで、強いストレスを受ける場合があります。
マッチングできなくて疲れた
マッチングアプリで活動してみたものの、なかなかマッチングができないことにストレスを感じる 場合があります。
たとえば、多くのマッチングアプリは女性に比べて男性会員の数が多くなりやすく、女性会員にいいねが集まりやすい傾向があります。また人気の会員には加速度的にいいねが集まりやすく、いいね数が少ないとプロフィールを閲覧される機会そのものが減りやすくなります。
そのため、マッチングアプリの口コミを見てみると「マッチングできなかった」ことを理由に低評価をつけている人が散見されます。
実際にマッチングアプリでマッチングができなかった人に話を聞いてみると「いいねを送っても無視されるのは悲しい」「いいねポイントがなくなり、また課金させようとするアプリからの通知を見ると虚しくなる」といった意見がありました。
マッチングアプリでは、どんな人もいいねされるために一定の努力が必要です。しかし、努力のしどころが分からないままに活動すると、特に活動に課金が必要な男性は、いいねするためのポイントが足りなくなり、予想以上にお金がかかってしまう場合があります。
理想の相手に出会えなくて疲れた
マッチングアプリでは、その他の出会いと比べてたくさんの異性を検索・表示することができるため、自分自身が理想にこだわりやすいという特徴があります。
しかし、実際にマッチングアプリを利用した人に話を聞いてみると「外見も年収も普通の人を探しているだけなのに、何人会っても話が合う人に出会えていない」「アプリ内でもともとの理想以上にキレイな人とマッチしてから、理想が高くなってしまいなかなか出会えない」といった意見がありました。
本来、理想の相手を探すことはポジティブなことですが、理想と違う相手とのマッチングにストレスを感じるようになると、マッチングアプリ疲れは一気に加速してしまいます。
ジャッジされることに疲れた
マッチングアプリでの出会いには、細かなジャッジがついて回ります。いいねを送るかどうか、来たいいねを返すかどうか、デートの誘いに応じるかどうかなど、相手の判断があってマッチングアプリでの活動が進みます。
実際にマッチングアプリを使ったことがある人に話を聞いてみると「好きでもなかった人から連絡が返ってこなくなると、不合格だと言われたようでイライラする」「会話の中で自分の外見や年収、仕事や学歴を品定めされ、勝手な感想を持たれていると疲れる」といった意見がありました。
恋愛にジャッジはつきものですが、自分と価値観が合わない人とのマッチングが多いと、相手からのジャッジを不当に感じたり、怒りを感じることが多くなりやすいでしょう。
マッチングアプリばかりしていることに疲れた
マッチングアプリは手軽な出会いの手段ですが、スマホで簡単に利用できるため気づくと多くの時間をマッチングアプリに費やしてしまいがちです。
実際にマッチングアプリを使ったことがある人に話を聞いてみると「やりとりしている人に返信するだけで、1時間以上かかってしまう」、「週末にデートの予定が詰まりすぎていて、友人や家族との時間が全くなくなってしまった」といった意見がありました。
マッチング相手とのメッセージのやりとりはもちろん、準備にも時間がかかるデートの本数が増えてくると、プライベートとの両立が難しくなってきます。
また、なかなかいい人と出会えずマッチングアプリの活動が長期化すると、心も疲弊してしまうでしょう。
関係を継続させることに疲れた
前述してきたように、マッチングアプリでは突然メッセージが返ってこなくなったり、デートがドタキャンされることもあり、実際に交際がスタートするまでに、関係を継続させることが難しいように感じる人もいるようです。
実際にマッチングアプリを使ったことがある人に話を聞いてみると「せっかく仲良くなっても他の人を優先されたり、フェードアウトされてしまったらどうしようと不安になる」「相手にキープされている感じがしてもどかしい」といった意見がありました。
マッチングアプリでの出会いは、リアルでの人間関係に比べると匿名性が高く、信頼関係をしっかり構築するのが難しいという懸念点があります。お互いに他にも異性とのやりとりがある可能性が高く、自分の思うペースで進展していかないことも少なくありません。
マッチングアプリに疲れた時の対処法
マッチングアプリに疲れてしまう理由を先にまとめましたが、マッチングアプリの疲れは予防したり、対処したりすることができます。ここからは、マッチングアプリに疲れてしまった時の対処法を、おすすめのマッチングアプリと一緒に紹介していきます。
気軽に会えるマッチングアプリを使う
まず、初対面の人とのやりとりに疲れてしまった場合、マッチングアプリを一度休会するのもいいですが、マッチング後のやりとりが簡略なアプリに乗り換えてみるのもおすすめです。
いわゆる「デーティングアプリ」といって、デートありきでマッチングするものです。
たとえば、マッチングアプリ『Dine(ダイン)』は、メッセージではなくデートから交流をスタートさせることができます。アプリ上の情報より、出会った時のフィーリングを重視して恋愛したい人にぴったりのマッチングアプリで、マッチングアプリで受けるジャッジに疲れている人にもおすすめできます。
また、マッチングアプリ『バチェラーデート』は、マッチング〜デートまでの流れが特殊です。自身のプロフィール情報や、出会いたい人の理想像を登録しますが、そのプロフィールは全体に公開されず、AIによる「デートマッチング」のために利用されます。プロフィールや理想の恋愛情報を参考に、AIが「自分と似たレベルの異性」をマッチングしてくれます。デートの日時や待ち合わせ場所、デートプランまでセッティングしてくれるので、デート前にお互いの情報は一切明かされず、もちろんやりとりも必要ありません。
ちなみにデートをドタキャンすると、デート後に届くフィードバックが悪くなり、次回のデートの際のマッチングの質にも影響が出ます。そのため、デートをドタキャンされることに疲れている人にもおすすめです。
メッセージでの交流がなるべく簡略化されたマッチングアプリを使うことで、初回のメッセージ疲れや初対面疲れは大幅に軽減されるでしょう。
真面目な会員の多いマッチングアプリを使う
マッチングアプリでは友人探しから恋人探し、婚活と幅広い目的で活動することができます。中でも、友人探し〜恋人探しに使いやすいマッチングアプリは気軽に利用しやすく、その分真剣度が低い人の数も多くなります。
連絡が途中で途絶える、ドタキャンされるなど不誠実な会員とのやりとりに疲れてしまった人は、より真面目な会員が多い、婚活目的のマッチングアプリに移行してみるのもおすすめです。
たとえば、マッチングアプリ『youbreide(ユーブライド)』は、大手結婚相談所「サンマリエ」が運営しており、真剣な婚活に利用できます。公式サイトの情報によると、累計会員数は300万人を越えており、月の平均マッチ数は35,000件と、アクティブな婚活ユーザーが多いことが分かります。ユーザー情報を公開しているマッチングアプリの中では会員数が多く、たくさんの異性の中から運命の相手を探すことが可能です。ユーブライドは数少ない女性も有料のマッチングアプリなので、女性会員の真剣さが評価されています。
また、マッチングアプリ『Omiai(オミアイ)』は、会員への独自のアンケート調査で「将来を見据えた恋人探しが利用目的」を選択した人が90%以上もいるマッチングアプリです。2024年に累計会員数が1,000万人を突破しており、婚活を目的に利用できるマッチングアプリの中では、より多く、より幅広い異性と出会えるでしょう。人口の少ない地方にお住まいの方でもマッチングしやすく、マッチングできないことに疲れている人にもおすすめできるマッチングアプリです。
真剣な婚活をしている会員が多いマッチングアプリはアプリ全体の民度が高いため、不誠実な対応を取る会員が少ないことが想定されます。
気軽にマッチングできるマッチングアプリを使う
マッチングアプリでは、プロフィール情報からいいねする相手を選別していくことになるため、アプリ上ではフィーリングより、自身の理想のスペックであるかどうかを意識されやすいです。しかし、ライトなコンセプトのマッチングアプリの中には、肩書きよりもフィーリングを重要視して気軽にマッチングができます。
たとえば、マッチングアプリ『Tinder(ティンダー)』は男女ともに基本機能が無料で利用できます。無料会員は絞り込み検索がなく、自分がいる場所の近くにいる人がランダムに表示され、スワイプしてマッチングをします。そのため、いいねされた理由もされなかった理由も運や感覚による部分が大きいといえます。ティンダーは、グローバル展開しており累計マッチ数は550億と、まさに世界最大級の実績を誇るマッチングアプリでもあります。
また、マッチングアプリ『tapple(タップル)』は、ティンダーと同じく検索結果をリストにして表示する機能がないため、顔写真のスワイプで直感的にいいねする相手を選ぶことができます。「おでかけ」という機能では、空いている日時とデートプランを投稿することで、デートプランに賛同してくれた異性とマッチングすることができます。「この日会いたい」「これがしたい」という直感的な欲求をベースにマッチングできるため、肩書きに関わらない運命的な出会いにも期待できます。
コンセプトが気軽なマッチングアプリは、実際の会員も気軽なコミュニケーションを求めている場合が多く、初対面が堅苦しくなりづらいのも特徴です。
【理想の相手に出会えなくて疲れた】自己啓発に繋がるマッチングアプリを使う
マッチングアプリでなかなか理想の相手に出会えない人は、自分にとって本当に大切な価値観が分からなくなってしまっている可能性があります。そんな時は、一人で迷走し続けるのではなく、客観的なアドバイスが有効です。
たとえばマッチングアプリ『ブライダルネット』は、婚活業界最大手のIBJが運営するマッチングアプリで、プロの婚活カウンセラーに相談できるサービス「婚シェル」を利用できます。ブライダルネットは男女共に有料の婚活向けマッチングアプリですが、婚シェルは誰でも利用でき、活動にまつわることならなんでも相談することができます。
婚シェルを使えば、マッチングアプリ疲れに関しても相談することができますし、プロの客観的な視点があれば、自分らしい価値観や優先すべき点など導き出すことができるでしょう。
また、マッチングアプリ『with(ウィズ)』では、心理テストの結果をプロフィール上に表示することで、潜在している価値観が合う異性を判別できます。心理テストには性格を診断するものや人生、恋愛の価値観を可視化するものなどがあり、診断結果から自身の内面的な特徴を理解することができます。
心理テストの結果から相性がよい人がより優先的に表示される機能もあるため、価値観や内面がフィットする人とのマッチングにも期待できます。
マッチングアプリ疲れを防ぐコツ
マッチングアプリ疲れの中には、使うアプリを変えるだけではなかなか解消できない悩みもあるでしょう。たとえば、どんなアプリでもマッチング率が改善されない、異性との関係を継続させることに疲れているなどは、アプリを変える以外の工夫が必要です。
ここでは、マッチングアプリでの活動のコツを紹介します。
プロフィールの見直しを行う
マッチング率を改善するには、プロフィールの見直しを行うことが必須です。
マッチング率が低い場合、まずはプロフィール写真を改善してみましょう。マッチングアプリでは他撮りで明るく清潔感のある写真を設定するのがおすすめです。適した写真を撮影するのが難しい場合、撮影サービスの利用も検討してみましょう。
プロフィール文も充実させて、相手が受け取れる情報を多くすることも重要です。プロフィール内で自分を表現できていないと、メッセージ内で個別に情報を交換する機会が増えやすくなります。
逆に、プロフィールで相手が必要な情報を端的に伝えられれば、価値観が合わない人とのマッチングを避けられるようになり、メッセージでのやりとりが少なくなります。
デート前の交流方法を増やす
プロフィールを変更して質のいいマッチングができるようになると、メッセージ以降の流れがスムーズになり、デートまでのスピード感がアップするでしょう。
デート疲れしないためには、デート前にさまざまな交流をしておくのもおすすめです。
アプリ上のオンラインデート機能や通話機能と使って、デート前に会話のフィーリングを確かめてみるのもよいでしょう。
会話の盛り上がり次第で、デートに行くかどうかを、やりとりを継続するかを検討し、デートに行く人数が増えすぎないよう、自分自身もジャッジをこまめに行ってみましょう。
マッチングアプリ疲れを防いで楽しく活動しよう
マッチングアプリに疲れている人は、アプリを始めた時の自分や、本来の目的を思い出してみてください。疲れのせいでマッチングアプリでの活動や交流が雑になったり、事務的になってくれば、理想の相手とよい関係を築けなくなります。
マッチングアプリ疲れには、さまざまな理由や原因があります。まずは、自分の疲れの原因を理解して、対処していきましょう。マッチングアプリの活動のコツを掴めは、疲れることなくスムーズに活動できるようになります。
もちろん、本当に疲れてしまった場合は、活動を一時休止するのだってOKです。自分の体力やされて嫌なこと、許容できることなどの理解を深め、より自然体な自分で活動すれば、マッチング体験は豊かなものになっていくでしょう。
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000086724.html
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