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2023.01.13

【プロが解説】マッチングアプリ、最初のメッセージどう書く？

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マッチングアプリで相互に『いいね』になった相手を、初デートに誘うメッセージはどう書けばいいの？第一印象から付き合うまでに超重要な最初のメッセージの書き方を、婚活のプロが指南します。

参考：おすすめのマッチングアプリはこちら（有料・無料主要アプリをまとめた記事です）

1アドバイザー紹介
2第一印象アップのお礼の伝え方は「名前呼び」「プロフィールからひとネタ」で
特別感を
32〜3行ぐらいの短くて気軽な会話を重ねていこう
4連絡の頻度は、自分の負担にならないペースで
5個人情報は自己開示を先に。詳細はデートで。
6相手の婚活真剣度を知りたい時は
7スマートで好印象な初デートの誘い方は？
8LINE交換は信頼関係ができてから。デートの前や、会ってからがおすすめ
9初デートは昼がいい？夜がいい？それとなくコスト感覚もすり合わせよう
10まとめ：ポジティブな気持ちを折らないやり取りを、自分のペースで！
11あなたに合ったマッチングアプリ・婚活サービス選び

アドバイザー紹介

日本一の成婚数（※1）を生み出す婚活分野のリーディングカンパニー・IBJで、日々お客様へのサポートやサービス開発を手掛ける2人がお答えします！

くらさわ
マッチングアプリ「ブライダルネット」婚シェル

「真面目で誠実な出会い」をコンセプトとしたIBJの婚活アプリ「ブライダルネット」で、プロの婚活カウンセラー「婚シェル」として会員様をサポート。婚シェルになる前は婚活パーティーの運営に携わり、現場でのリアルな婚活事情を聞いて、たくさんのお悩みやアドバイスしてきたことも活かしながら、会員様の活動状況や気持ちに寄り添った活動サポートを心がけている。

つだ
社長室新規事業担当

IBJグループ会社に入社後、婚活パーティーの企画や運営、また一部出向で結婚式の運営アシスタントやマッチングアプリの運営を行う。IBJ異動後はこれまでのお客様への対応や、企画経験を元に、現場目線、経営目線から新しい出会い方やサービス向上へのプラン設計を行っている。

第一印象アップのお礼の伝え方は「名前呼び」「プロフィールからひとネタ」で
特別感を

くらさわ：最初のメッセージはマッチングしてくれたお礼から入る方が多いと思います。単に「『いいね』ありがとうございました」より、
「お互いカープファンみたいなので、●●さんから『いいね』がもらえてうれしかったです。ありがとうございます」
など、相手の名前を呼び、プロフィールを見てメッセージを送ったのが伝わる言葉で、うれしい気持ちを伝えると好印象です。

つだ：仕事でも同じですよね。文面にテンプレ感があると「誰にでも同じように送っているんだろうな…」と思われてしまいます。でも「以前から●●社さんの▲▲なサービスに感銘を受けておりました」「●●さんの登壇されていた情報、すごく勉強になりました」など、一言でも会社概要や相手の発信について触れることで、グッと印象は良くなります。

答えやすい質問からスタート！
次にプロフィールから「どんな映画がお好きなんですか？」といった、短くて答えやすい質問を入れると、「ちゃんと自分を見てくれているんだな」と感じます。

最初から容姿に触れるのはNGかも？
絶対に言っちゃダメではないのですが、初回メッセージで「かわいいから／きれいだから『いいね』しました」だと容姿しか見ていないのかな？と引かれてしまう可能性もあります。もし容姿を褒めるなら、実際お会いした時まで取っておきましょう。

サブ写真からでも会話のフックは拾える
Tinder（ティンダー）やtapple（タップル）など、ビジュアル重視のアプリだとプロフィールがあまり充実していないことも。そんな時は2枚目、3枚目の写真から会話のきっかけを拾い、「猫、飼ってるんですね！」とか「旅行がお好きなんですか？」といった会話の広げ方をしていきましょう。

2〜3行ぐらいの短くて気軽な会話を重ねていこう

くらさわ：一方的にメッセージを連投したり、読むのに時間がかかるような長文だと少し重く感じられてしまいます。会話が弾むよう2〜3行ぐらいの短めのメッセージのやり取りを重ねていくのが理想的ですね。
異性カップルの場合、男性側から割と積極的にアプローチすることが多いのですが、実はマッチングしやすいのは女性側からのアプローチが多いです。

つだ：男性側から積極的に「いいね」することが多い分、女性側からアプローチが来ると「数ある男性から選ばれた感」があって、正直うれしいですよね。ただ以下のような場合は詐欺のケースもあるので、気をつけましょう。

連絡先交換やデートを急かす相手には要注意
あまり知らない相手から「好き」「会いたい」「LINE交換したい」と急かされる場合、業者の可能性もあります。以下の記事の「リスク回避3：好条件すぎる相手の性急なアプローチは怪しいと心得る」も参考にしてください。

おすすめ記事
マッチングアプリは安全なのか？IBJと考えるリスク回避術

連絡の頻度は、自分の負担にならないペースで

くらさわ：最初のメッセージのやり取りで一番気をつけるべきポイントは「自分が負担に感じていないか」です。
基本的には即レスがいいのですが、すぐに返せない場合もありますよね。特に『いいね』がたくさん来て、複数のお相手から連絡が来るから、応えなきゃ、応えなきゃと焦っているうちに、やり取り自体がつらくなってしまうこともあります。もうちょっと深く知りたい相手なら、ゆっくりのペースでもいいので会話を続けたい気持ちを伝えておきましょう。

要望を伝える時は、相手を知りたい気持ちを添えて
誰でも見られるプロフィールに「『いいね』をたくさんいただいているので順番にお答えします」と書く方もいますが、あまりいい印象にはつながりません。それよりは、個別メッセージで「現在は仕事が忙しく、ゆっくりペースになってしまったらすみません。これからお互いを知っていきたいので、よろしくお願いします」と一言伝えておくと、相手をがっかりさせずにご縁をつなぎ、ペースの調整をすることができます。眠くてチャットを切り上げたい時も、「もっとお話したいんだけど、また明日お話ししてくれますか？」など。ポイントは自分の言葉で、相手への興味、やり取りしたい前向きな気持ちが伝わる言葉を入れるのがおすすめです。

個人情報は自己開示を先に。詳細はデートで。

つだ：相手の住んでいる場所や仕事のこと、ついつい踏み込んで聞いてしまいがちですが、こちらの情報を伝えてもいないのに一方的に質問するのはマナー違反です。まず自己開示をしてからお相手のことを聞くことを基本にしましょう。
たとえば、デートの提案するのにどのエリアがいいかを探りたい時は「僕は仕事終わり新宿なんですけど、●●さんはどのあたりですか？」とか、プロフィールに書いている休みの曜日から「私はサービス業なので平日シフト休みなんですよ。●●さんも平日休みでしたっけ」といった感じです。

くらさわ：そうですね。こういった聞き方なら相手もさほど不安感はなく応えやすいと思います。

初デート前に居住地や職場を聞くと警戒されることも
いかに自己開示が先と言っても、よく知らない相手に住んでいる場所や職場を教えると、万一こじれた時に追跡されてしまうリスクがあることも忘れずに。会ってもいない段階で「自分はここが最寄りだけど●●さんは？」と聞くのはNGです。もし言われたら、「もうちょっとお互いのこと知って仲良くなってからがいいかな」「実際お会いしたタイミングで仕事の話もしていきたいなー」といった前向きな言葉でかわすのがおすすめ。

相手の婚活真剣度を知りたい時は

くらさわ：短期間で結婚したい方の中には、「時間を無駄にしたくないので相手の婚活真剣度を知りたい！」という方も。まずはプロフィール欄に結婚に関する項目があるアプリもあるので、チェックしましょう。

つだ：Pairs(ペアーズ)やOmiai(オミアイ)などにも、結婚を連想させるプロフィール項目がありますね。

くらさわ：書いていなくて知りたい場合、何日か会話を重ねてから「将来的にどれぐらいで結婚したいと考えていますか？」ぐらいなら、相手にも焦りが伝わらない良い聞き方かと思います。
「仕事が忙しくてまだちょっと考えられないんだよね」と応えていた人でも、会ったら意気投合してすぐ結婚が決まる場合もあり一概には言えませんが、一つの判断軸にはなると思います。

スマートで好印象な初デートの誘い方は？

つだ：初デートに誘う時、ほかに何の脈絡もなく、初対面の相手に「飲みに行きましょう」「中間地点で場所を決めましょう」という誘い方だと、その相手によほど惹かれていない限り、「行く」と言いづらいことが多いと思います。会話から見えた「ワイン好き」「スポーツ好き」などの共通項から、初デートを設計することがおすすめです。お互いの個人情報を掘り下げるのは会ってから。「この人となら信頼関係が築けそう」と感じてから少しずつシェアしていきましょう。

趣味のイベントや好きなジャンルなら誘いやすい
やり取りで出てきた共通の話題や好きなスポーツ、食べのものの話から誘うとスムーズ。実際に会っても楽しめます。

初デートに誘うメッセージの例
「今度●●というイベントがありますが一緒に行きませんか」
「アクション系の映画といえば、3月に公開される●●（具体名）、面白そうだなと思って。見に行きませんか」
「辛いものがお好きでしたよね。●●の韓国料理がおいしいらしいんですけど、○○さんと一緒に食べに行ければと思っています」

LINE交換は信頼関係ができてから。デートの前や、会ってからがおすすめ

つだ：LINEのほうがやり取りがスムーズにでき、待ち合わせ用に位置情報が送れたり、電話ができたりするメリットがあります。そのため初デート前に「LINE交換しましょう」という話になることが多いですね。

くらさわ：ただ、LINEでは多くの場合、本名を明かすことになります。設定によっては電話番号、共通の友人や誕生日がわかることも。ある程度信頼、安心できる人だと気持ちが定まった段階で交換をおすすめします。

ブライダルネットでは5往復までサイト内でやり取りをおすすめしています。あまり早い段階でLINEに以降すると、しつこくされるなどしてサポートが必要になった時に、運営側がやり取りを把握した上で対応が取れないデメリットもあります。
LINE交換が不安な場合、下記の言い回しを参考にやんわり回避しましょう。

LINE交換の提案／断る場合は、相手への配慮の一言を入れよう
LINE交換を提案した側は、「もし不安だったらもちろん会ってからで大丈夫なので遠慮なく言ってくださいね」と付け加えると好印象です。言われた側も「まだ不安だな」と思う時は「ありがとうございます！LINE交換は実際に会った時にお願いしてもいいですか？」と伝えると、かえって真面目さが伝わっていい場合もあります。

初デートは昼がいい？夜がいい？それとなくコスト感覚もすり合わせよう

つだ：最初のデート、僕個人は安心感をもって会えるのはランチやカフェだと思っています。昼はお酒が入りづらい分、相手の話をよく聞いて仲を深められます。

くらさわ：「夜の高いお店に誘われるけれど、割り勘なのかな…」と不安になるぐらいなら、最初から割り勘で気持ちよく払えるお店に行くほうが安心ですよね。前もって食事をすることがわかっていたら「割り勘にしましょう」と伝えておくといいかも。もちろんデートの流れでおごってもらうこともあると思いますが、払う意志は見せておくほうが◎。

女性の場合はデート後に「送るよ」と言われて家の場所を知られるのも不安なため、最初は昼間がいいという方も多いようです。お誘いを受けたら、以下の応え方も、参考にしてみてください。

夜デートの提案を昼デートに切り替えるナイスな言い回し
「このカフェおしゃれなので一度行きたくて。一緒に行ってくれたらうれしいです」
「●●さんに会うのがドキドキしちゃうので、明るいほうが話しやすいかな」
「お酒が入るとせっかくのデートを忘れてしまうのが残念だから、最初はランチとかだと気軽に行きやすいです」など、夜の提案をかわしつつも、相手も前向きになれるような言い回しがいいですね。

最初のデートは2〜3時間で切り上げて
「次の店で飲み直そう」「カラオケ行こうよ」と初デートでダラダラ飲むのはちょっと早いかも？あまり閉じられた空間に誘い込まれるのも、相手によってはリスクになり得ます。2〜3時間程度できっちり切り上げて、「もう少し一緒にいたかったな」と思わせるほうが好印象を残せるはず。