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1万人超の婚活データを分析した『成婚白書 2023年度版』公開

~「年齢が与える影響」「男女の年収」「都市部と地方」等あらゆる角度から、成婚を増やすために重要なポイントを検証~

『成婚白書』概要

国内最多*¹となる成婚を生み出すIBJグループは、全国の結婚相談所へ向けて成婚者の特徴を分析した「成婚白書」を2018年より公開してきましたが、人口減少という未曾有の危機に直面する日本において、地域支援にも役立てていただきたいという想いから、2023年の成婚白書では、年齢や年収による地域格差にも触れながら、成婚を増やすために重要なポイントを検証していきます。
本書では、有識者の見解や、統計データを交えながら、実態に基づく考察も行っています。結婚観や働き方が多様化する現代おいて、結婚を望む皆さまへ向けた婚活支援の参考になりましたら嬉しく思います。

■学習院大学経済学部教授 鈴木 亘氏
『婚活支援を「異次元の少子化対策」の中心に!「おせっかい」が日本を救う』

■株式会社ニッセイ基礎研究所 人口動態シニアリサーチャー 天野 馨南子氏
『平均年齢の罠で結婚できない男女が続出』

■七十七ヒューマンデザイン株式会社 代表取締役 庄司 大志氏
『七十七銀行(宮城県)のグループ会社が結婚相談所を開業』

 

年収を公開している女性の方が『成婚しやすい』

女性の年収公開率と成婚率の関係性を見ると、年収を公開している方は、年収を公開していない方よりも成婚率が14ポイント高い。成婚者のうちプロフィール上で年収を「公開」している割合は2割程度に留まるため、年収額の大きさよりも年収を公開していることで好感を持たれている可能性も。

年収を公開していた成婚女性は、非公開の女性に比べて、お見合い数は3.2回、申受数は30.5件多い。退会者においても、年収を公開していた方のお見合い数は5.2回、申受数は42.4件多く、女性の年収公開状況が、お見合いの組みやすさに影響していると言えます。
昨今、結婚相談所においても“共働き”を希望する男性が増えていることから、女性も年収を公開することで、お見合いや成婚への可能性が高まるかもしれません。

 

年収が高い男性ほど、成婚相手との年齢差が大きい

男性の年収別に成婚相手との年齢差を比較すると、年収が上がるに連れて、お相手との年齢差が大きくなる傾向があります。年収1,000万円未満の場合は5歳差以内に留まり、年収2,000万円を超えると8歳差程になります。結婚相手に求める年齢がある場合は、男女ともに、自身の年齢や年収を把握したうえで活動をすると、結婚につながる可能性が高くなるかもしれません。

『成婚白書 2023年度版』全文はこちらから(PDF)

 

■代表メッセージ(成婚白書より)
「成婚白書」は毎年IBJが公開している、日本で最も大きな婚活会員データベースの内容です。安定したシステムの稼働と、会員サポートをする婚活カウンセラー(仲人)の努力を背景に、数多の結婚カップルが生み出されています。2023年度はIBJ全体で12,527組の結婚が誕生し、日本の婚姻数489,281組に対して約2.6%となっています。やがてこの割合は5%を超えてくると思われますが、民間企業一社に20組に1組の結婚を依存した状況は尋常ではないと思います。
~中略~
IBJは成婚白書のデータのみならず、当該分野における正確な問題把握をしており、適切な解決策を提供できる自負があります。成婚白書も活用して、IBJが社会的使命感をもって、国や自治体と対話、議論をしていきたいと考えています。ーー 株式会社IBJ 代表取締役社長 石坂茂

 

 

■株式会社IBJ
マッチングだけに留まらないトータルサポートで、日本で最も多くの成婚(=婚約)を創出しています。独自の結婚相談所プラットフォームで全国の結婚相談所と婚活者をつなぎ、人だけが提供できる親身なサポートで、お客様のライフスタイルや婚活フェーズに合わせたサービスを提供。日本の深刻な課題である「人口減少問題」に、結婚カップルを生み出すことで貢献したいと考えています。
本 社 :東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト 12階・17階
代表者 :代表取締役社長 石坂 茂
事業内容:結婚相談所プラットフォーム事業、直営結婚相談所事業、イベント事業、婚活アプリ事業、ライフデザイン事業

*¹日本マーケティングリサーチ機構調べ(成婚数:2023年実績、会員数:2023年12月末時点、2024年1月期_指定領域における市場調査) ※成婚数:IBJ内のみの成婚者数(IBJ以外の連盟、友達の紹介などは含まない)